2011 syllabus

コード	MF25-01
系列	系列：I. English Studies
授業科目	英語学特講３－１
副題	（科学としての統語論）
副専攻	M1

担当者	林　龍次郎
単位	2
期・曜時	前期　火2
対象学年	2・3・4年
特記事項

学習目標

　科学的な言語理論である生成文法の基本となる考え方を、英語の分析を通して習得することが目標である。与えられた規則を覚えるのではなく自分で発見していく手順を身につけることが重要になる。

授業概要

　テキスト(Unit18まで)を読みながら言語分析の方法を学ぶと同時に英語の構造について理解を深めていく。講義形式を主体とするが、受講者の発言も随時求める。問題演習も行う。

テキスト

　Larson, Richard (2010) Grammar as Science. MIT Press.

参考文献・課題図書

　Aarts, Bas (2008) English Syntax and Argumentation. 3rd. ed. Palgrave Macmillan.
　渡辺明 (2009) 『生成文法』東京大学出版会．
　岸本秀樹 (2009) 『ベーシック生成文法』ひつじ書房．

受講生への要望

　テキストを自分で読んだ上で毎回出席すること。
　後期開講「英語学特講３－２」も受講することを薦める。

評価方法

　出席状況・課題の提出・期末試験の成績から総合的に評価する。

授業計画

１．導入(Introduction)
２．統語論とは(What is Syntax about?)
３．句構造規則(1)(Phrase Structure Rules 1)
４．句構造規則(2)(Phrase Structure Rules 2)
５．理論としての文法(Grammars as Theories)
６．構成素(Constituency)
７．C統御(C-command)
８．統語範疇(Syntactic Categories)
９．議論の方法(1)(Argumentation 1)
10．議論の方法(2)(Argumentation 2)
11．辞書(Lexicon)
12．補部と付加部(1)(Complement and Adjunct 1)
13．補部と付加部(2)(Complement and Adjunct 2)
14．演習とまとめ
15．期末試験

自由記述欄

■BACK　■検索システムへ　 ■TOPへ