2011 syllabus

コード	LG27-01
系列	系列：心理学
授業科目	臨床心理学特講６
副題	（子どもの心理臨床）
副専攻	A2・A3・L1

担当者	三木　陽子
単位	2
期・曜時	前期　金1
対象学年	2・3・4年
特記事項

学習目標

　現代社会における子どもの諸問題について心理学的な知識を習得し、臨床心理学的支援の実践について具体的に理解する。

授業概要

　まずは子どもたちが抱える、あるいは、取り巻く問題について基礎的な知識を講義する。現代社会における子どもの状況や親にとっての子どもの意味といった子どもの位置づけについて心理学的に考察していく。その上で、様々な問題に対する臨床心理学的な取り組みについて、実際の支援の様子や事例を交え紹介していく。講義形式が主であるが、適宜ワークスタディを取り入れ体験的に学ぶことができるようにする。

テキスト

　特に指定はない。随時資料を配布する。

参考文献・課題図書

　適宜紹介する。

受講生への要望

　問題意識を持ちながら積極的な参加を期待する。

評価方法

　出席状況と期末試験により評価する。

授業計画

１．オリエンテーション‐子どもの問題と心理臨床
２．子どもの心身症、精神疾患
３．発達障害１（知的障害、広汎性発達障害）
４．発達障害２（ADHD、学習障害）
５．不登校、いじめ
６．児童虐待と愛着障害
７．家族のなかの子ども‐家族システム理論
８．現代社会における子ども位置づけ
９．子どもの心理査定
10．臨床実践の場（病院臨床、学校臨床、福祉施設、子育て支援）
11．臨床の実際１（遊戯療法、芸術療法）
12．臨床の実際２（カウンセリング、家族療法）
13．臨床の実際３（行動療法、認知行動療法）
14．臨床の実際４（療育、治療教育）
15．期末テスト

自由記述欄

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