2011 syllabus

コード	RB82-01
系列	系列：教職専門科目
授業科目	宗教科教育法２
副題
副専攻

担当者	佐々木　裕子
単位	2
期・曜時	後期　水5
対象学年	2・3年
特記事項

学習目標

　宗教科や宗教にかかわる課題を教える教員として身につけておくべき基礎力を養い、実践的教授法を身につける。

授業概要

　「宗教科を教える」、あるいは「宗教科以外の科目において宗教にかかわる課題を教える」ということはどういうことかを、講義と演習を通して学ぶための実践コースです。宗教科を学ぶ生徒たちは、グローバル化の進展に伴い様々な宗教や宗教文化にさらされている現代社会に生きています。その生徒たちの視点に立ち、その興味や疑問などをどのように把握し、それを踏まえた教案をいかに作成していくか、教育方法をどうやって高めていくかについて、簡単な調査や教案作成、模擬授業などを通して身につけていきます。実際に宗教科を教えている先生方のお話などを交えて具体的に考えていきたいと思います。

テキスト

　なし

参考文献・課題図書

　授業中に適宜指示します

受講生への要望

　宗教科教育法という実践的な力を身につける授業ですので、履修者それぞれの課題や要望を反映した授業にするためにも、各人の積極的な参加が求められます。なお、受講に当たっての信仰の有無は問いません。

評価方法

　平常点及びレポートなどで総合的に評価する。

授業計画

１．イントロダクション
２．学習者の背景を考える　１　現代社会の諸課題を考える
３．学習者の背景を考える　２　諸宗教の知識を考える（１）
４．学習者の背景を考える　３　諸宗教の知識を考える（２）
５．学習者の背景を考える　４　IT機器とマルチメディア教材
６．教案作成実習　１
７．教案作成実習　２
８．教案作成実習　３
９．教案作成実習　４
10．実際に宗教科を教えるということ（現場の先生の体験に聴く）
11．模擬授業と相互評価　１
12．模擬授業と相互評価　２
13．模擬授業と相互評価　３
14．模擬授業と相互評価　４
15．まとめ

自由記述欄

　上述の授業計画はあくまでも予定であり、初回の授業において履修者の要望などを聞いた上で、変更する可能性もあります。授業開始時に履修者は各自の希望などを準備してきてください。

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