コード
JD45-01
系列
系列:教育学・初等教育学
授業科目
人間学習原論
副題
副専攻
A3・J1
担当者
吉田 敦彦
単位
2
期・曜時
前期 集中
対象学年
2年
特記事項
学習目標
1.「ホリスティック」と呼ばれる人間観・教育観を理解する。
2.ホリスティックな学びの実践の事例についての知見を得る。
3.これらに基づいて、自らの学びと人間観を問い直すことができる。
授業概要
「人間」は、さまざまな間のつながりを生きる。他者との、地域社会との、人類社会とのつながり、自然とのつながり、身体と心と精神の、意志と感情と思考の、意識と無意識の間のつながりなど。「ホリスティック」と呼ばれる人間観・教育観を紹介しつつ、つながりが断ち切られがちな現代にあって、それを取り戻す人間形成のあり方を探りたい。
テキスト
追って研究室より掲示連絡します。
参考文献・課題図書
吉田敦彦著『ホリスティック教育論』(日本評論社)、吉田・永田ほか著『持続可能な教育社会をつくる』せせらぎ出版
受講生への要望
集中講義ですので、一日休むと履修困難な由、体調に気をつけて。
評価方法
毎回の授業後のフィードバック・ノート(気づきと学びの記録、50%)、最終レポート(50%)。
授業計画
1.第1回:「人間学習」へのイントロダクション
2.第2回:今なぜホリスティックな人間観・教育観か
3.第3回:ホリスティックなものの見方(パラダイム)~1
背景にある科学・思想、認識論・存在論
4.第4回:ホリスティックなものの見方(パラダイム)~2
強調される原理、価値観・生活様式への影響
5.第5回:ホリスティックな人間観~1 個人内レベル
意志と感情と思考、自我と自己、意識と無意識
6.第6回:ホリスティックな人間観~2 対人関係レベル
他者と自己、出会い・応答・対話
7.第7回:ホリスティックな人間観~3 対社会レベル
コミュニティ、多文化社会、地球共同体
8.第8回:ホリスティックな人間観~4 対自然レベル
自然と人間、環境と世界と文化
9.第9回:ホリスティックな人間観~5 超個人レベル
「いのち」、スピリチュアリティ
10.第10回:ホリスティック教育の10原則
11.第11回:シュタイナー教育の人間形成
12.第12回:ESD、持続可能な教育と文化へ
13.第13回:人間の原点、ケアリング
14.第14回:ホリスティックな人間理解の曼荼羅
15.第15回:まとめ
自由記述欄
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