コード JA11-01
系列 系列:教育学・初等教育学
授業科目 教育学概論
副題
副専攻 J1
担当者 村山 拓
単位 4
期・曜時 通年 火1
対象学年 2年
特記事項

学習目標
 教育学に関する基本的な知識と視座を得ることを目標とする。様々な側面から教育という営みをとらえる作業を通して、子どもの学びと育ち、そして教育という実践とシステムについて考える時間としたい。
授業概要
 基本的に講義形式で進める。教育という営みのさまざまな形態、機能、システム、実践について解説する。専門家として、子どもをとりまく社会環境の変化をふまえながら、教育事象をとらえることができるための、基礎的・代表的なトピックを取り上げる予定である。
テキスト
 柏木恭典ほか著『学校という対話空間』北大路書房、2011年。
参考文献・課題図書
 新井郁男ほか編著『教育学基礎資料 第6版』樹村房、2010年。その他講義の中で適宜紹介します。
受講生への要望
 講義の中で適宜参考文献を紹介するので、関心を持って読んでほしい。また、新聞などで子どもや教育についての記事や特集に日ごろから目を通しておくことも期待する。
評価方法
 前期終了時のレポートと後期終了時の試験に、授業時の小レポートや出席状況を加味して評価する。
授業計画
1.オリエンテーション
2.「子ども」の表象について考える
3.教育はどのように定義されてきたのか~欧米の教育思想①
4.学校はどのように変化してきたのか~欧米の教育思想②
5.教育はどのように定義されてきたのか~日本の教育思想
6.学校教育の制度的基盤とその変遷
7.教育はどのように語られているのか~現代の教育言説
8.学校批判の言説とその背景
9.学校という場をめぐって①~学びの空間としての学校
10.学校という場をめぐって②~授業を考える
11.学校という場をめぐって③~カリキュラム・教材
12.学校という場をめぐって④~学力を考える
13.学校という場をめぐって⑤~教師の専門性と教師文化
14.学校外教育①~社会教育・生涯学習
15.学校外教育②~矯正教育
16.学校・家庭・地域と子どもの学び
17.子どもの発達と人格形成
18.学校教育の心理学的アプローチと経験カリキュラム
19.子どもの創造性をめぐって~芸術教育の意義と課題
20.社会変動と学校教育
21.人権と教育~障害児の就学問題を参考に
22.グローバル社会のなかの学校~教育改革の動向①
23.21世紀型学力観と学校教育~教育改革の動向②
24.教育におけるジェンダー問題
25.教育におけるケアリング
26.市民性の教育
27.学校教育におけるリテラシー
28.コミュニケーションの政治的・倫理的課題
29.教育における公共性の課題
30.総括と発展課題
自由記述欄

Copyrights 2011 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.

■BACK ■検索システムへ ■TOPへ