コード HA85-01
系列 系列:哲学・思想史
授業科目 哲学・倫理学特講Ⅵ
副題
副専攻 A3・H1
担当者 佐藤 紀子
単位 2
期・曜時 後期 月3
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

学習目標
 スピノザの『国家論』を読む。感情や欲望を蔑むことなく、また理性を神聖化することなく人間を研究したスピノザ。その彼が考えた国家とはなにか。スピノザの他のテキストも参照しながら、人間と国家の関係を考える。
授業概要
 スピノザのテキストを実際に読み、解説する。講義形式でおこなう予定だが、少人数の場合は発表してもらうこともある。ひとはなぜ国家を求めるのか。自由でありながら国家に属するとはどのようなことか。17世紀に生きたスピノザの国家論を学びながら考えていきたい。
テキスト
 スピノザ『国家論』畠中尚志訳、岩波書店
参考文献・課題図書
 スピノザ『エチカ』畠中尚志訳、岩波書店
受講生への要望
 あらかじめテキストを読んで授業に参加することが望ましい。スピノザをはじめて読む学生も積極的に参加してほしい。
評価方法
 出席(20%)平常点(20%)テスト(60%)で評価する。
授業計画
1.イントロダクション:現代からみたスピノザ
2.『国家論』第1章(以下、進捗状況によって変わる)
3.『国家論』第1章
4.『国家論』第2章
5.『国家論』第2章
6.『国家論』第3章
7.『国家論』第3章
8.『国家論』第4章
9.『国家論』第4章
10.『国家論』第5章
11.『国家論』第5章
12.討論
13.予備日
14.予備日
15.テスト
自由記述欄

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