コード
HA80-01
系列
系列:哲学・思想史
授業科目
哲学・倫理学特講Ⅰ
副題
(認識(真)はいかにして可能か?)
副専攻
H1
担当者
米澤 克夫
単位
2
期・曜時
後期 月4
対象学年
2・3・4年
特記事項
学習目標
認識論とは、常識、自然科学、心理学、人文科学、社会科学、美的認識など、およそ認識とはいかにして可能かを、メタ科学(哲学)の立場から再吟味する学問である。
授業概要
この講義では、哲学的な議論を紹介するのはもちろんであるが、それにとどまることなく、多彩で学際的な素材を用いて、具体的に認識のあり方について論じたいと思う。
テキスト
必要に応じてプリントを用意する。
参考文献・課題図書
ロバート・フォグリン『理性はどうしたって綱渡りです(Walking the Tightrope of Reason)』(2005,春秋社)野矢茂樹訳。入不二基義『相対主義の極北』。
受講生への要望
抽象的なことも含めて、哲学、心理学、自然科学、芸術など多方面な学問分野に関心のある学生の受講を望む。
評価方法
リアクション・ペーパー、小レポート、試験によって総合的に評価する。
授業計画
1.メタ科学(哲学)としての認識論
2.デカルト主義的な「夢の懐疑」
3.知覚による物体の認識ー実在論か観念論か
4.ラッセルの記憶懐疑論
5.ラッセルの他人の心の認識に関する懐疑論
6.「心の理論」(1)
7.「心の理論」(2)
8.ヒュームの因果性についての懐疑論とウィトゲンシュタインの規則のパラドックス
9.科学的認識についての実在論的解釈と反実在論的解釈
10.ゲシュタルト心理学と知覚の理論負荷性とパラダイム論
11.言語の構造と言語的コミュニケーション
12.分析哲学と解釈学
13.科学的認識と美的認識
14.試験
15.まとめ
自由記述欄
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