コード
HA12-01
系列
系列:哲学・思想史
授業科目
哲学入門Ⅰ
副題
(新・哲学入門)
副専攻
担当者
加藤 和哉、他5名
単位
2
期・曜時
前期 月5
対象学年
2年
特記事項
学習目標
哲学科での勉強への導入として、以下のことに重点を置いて学習する。
①広い意味での哲学の思考法、研究法、表現法の基礎を実践的に学ぶ。
②その基盤となる技術を修得する。
③哲学科の諸分野について知り、研究テーマを探求する手がかりを得る。
④学生どうし、また教員とも交流を深め、哲学的コミュニティを形成する。
授業概要
哲学専攻に進学した2年生を対象とした実践的・実習的な授業である。今年度は、基礎課程演習と重複する部分は減らし、哲学科での勉強に特化したより実践的なものにバージョンアップした。
哲学入門Ⅰでは、「哲学的に考える」「哲学的に書く」ための手ほどきをする。
哲学は、事実上、世界や人間にかかわる「どんなことがら」でも扱うことができる。哲学の特徴は、その扱い方にある。哲学的な発想法、問題の立て方、探求の仕方、そして、それを文章として表現する方法を学んでもらう。
なお、夏休みに課題論文を課し、それを「哲学入門Ⅱ」で指導する。
授業は、一方的な講義ではなく、常に対話的、実践的なものであるので、受講者は積極的、主体的に参加することが求められる。
テキスト
特になし。
参考文献・課題図書
授業で必要に応じて紹介する。
受講生への要望
2年次に、必ずⅠとⅡを連続して履修すること(昨年までの通年科目「哲学入門」を修得できなかっために、再履修する場合も、両方を履修しなければならない)。
全体が一貫した実習的授業であるので、すべての授業に出席することが求められる。やむをえない事情で欠席する場合は、その理由を届け出ること(可能な限り、前もって届け出なければならない)。欠席した場合には、原則として、それを補う課題が出される。
また欠席や遅刻・早退が多すぎる場合や、課題をきちんと実施しないなど、授業に取り組む姿勢が著しく欠ける場合には、単位をみとめず、翌年再履修をもとめることがある。
評価方法
出席状況、授業における課題の実施による評点などによる総合的に評価
授業計画
1.1.イントロダクション 担任との顔合わせ、および、研究室の案内など。
2.2.哲学の問い(1) 哲学的発想法の指導。
3.2.哲学の問い(2)
4.2.哲学の問い(3)
5.2.哲学の問い(4)
6.2.哲学の問い(5)
7.2.哲学の問い(6)
8.3.哲学の探求(1) 文献調査、事項調査の指導。
9.3.哲学の探求(2)
10.4.哲学の表現(1) 論文の書き方の指導。
11.4.哲学の表現(2)
12.4.哲学の表現(3)
13.4.哲学の表現(4)
14.哲学カフェ
15.まとめ
自由記述欄
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