2011 syllabus

コード	EK63-01
系列	系列：人間関係
授業科目	世界の宗教１
副題
副専攻	E1

担当者	井上　まどか
単位	2
期・曜時	前期　金2
対象学年	2・3・4年
特記事項

学習目標

　世界の諸宗教についての理解を深めるとともに、諸地域における宗教と社会の関係について考察・分析する視点を、宗教学の基本概念を通して学ぶ。現代のさまざまな現象をとりあげつつ、それを歴史的視座からとらえる姿勢を身につける。

授業概要

　欧州、ロシア、米国を中心に、世界の諸宗教について、現代の諸事象をとりあげて歴史的・社会的視座から考察・分析する方法を学ぶ。授業を通して、諸宗教の理解を深めるとともに、宗教と社会の関係を考察するための基本概念を学ぶ。授業では、視聴覚教材を積極的に用い、より理解を深められるようにしたい。

テキスト

　授業で適宜プリントを配布する。

参考文献・課題図書

　井上順孝・月本昭男・星野英紀編『宗教学を学ぶ』有斐閣選書、1996年
　井上順孝編『世界の宗教101物語』新書館、1997年

受講生への要望

　授業やプリントで紹介する参考文献をもとに、なるべく多くの本や資料を読み、学期末レポートへの準備とすること。

評価方法

　出席、授業参加度（リアクション・ペーパー）、小テスト、学期末レポートを総合的に評価する。

授業計画

１．世界の宗教文化圏
２．キリスト教世界１：キリスト教と現代社会
３．キリスト教世界２：東西キリスト教の多様性
４．キリスト教世界３：スラヴ地域におけるカトリック圏と正教圏
５．キリスト教世界４：統治性の系譜とキリスト教
６．イスラーム世界１：イスラーム表象をめぐる問題
７．イスラーム世界２：欧州・ロシアにおけるムスリム
８．ユダヤ教：ユダヤ人の歴史
９．ユダヤ教：メシアニズム運動の発生と展開
10．ユダヤ教：米国におけるユダヤ教の多様性
11．欧米における仏教の展開１
12．欧米における仏教の展開２
13．現代世界と宗教：欧米における新宗教運動
14．現代世界と宗教：欧米における代替宗教の展開
15．まとめ

自由記述欄

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