コード EE21-01
系列 系列:人間関係
授業科目 家族社会学1
副題 (現代家族への接近)
副専攻 A2・E1
担当者 岩上 真珠
単位 2
期・曜時 前期 水4
対象学年 2・3・4年
特記事項

学習目標
 現代家族を、社会システム、社会変動との関連で考察する。
授業概要
 家族はどのように変貌し、今日どのような課題を抱えているのだろうか。少子・高齢化、グローバル化の中で生じている家族の諸側面、諸問題について、「ライフコース」「ジェンダー」を軸に読み説く。
テキスト
 岩上真珠『ライフコースとジェンダーで読む家族【改訂版】』有斐閣、2007年
参考文献・課題図書
 授業の最初に指示する。
受講生への要望
 講義が中心となるが、毎回のリアクションペーパー等で、積極的に授業に切り込んでほしい。自分なりの問題意識をもって受講してもらいたい。なお、人間関係専攻2年次生は必修である。
評価方法
 小レポート、期末試験、出席状況の総合評価
授業計画
1.家族を研究するとは
2.家族の新しい地平(1)-個人化する家族と社会
3.家族の新しい地平(2)-いま何が問題化なのか
4.社会変動とライフコース(1)-ライフコースとは何か
5.社会変動とライフコース(2)-少子高齢化社会のライフコース
6.近代家族(1)-「近代家族」の誕生
7.近代家族(2)-戦後日本の家族変動
8.結婚とパートナーシップ(1)-なぜ結婚しないのか
9.結婚とパートナーシップ(2)-結婚の多様化
10.親子と世代(1)-親子とは何か、生殖革命と新しい親子関係
11.親子と世代(2)-未婚化社会の親子関係
12.新たな役割モデル(1)-「働く夫と専業主婦の妻」像の誕生と変容
13.新たな役割モデル(2)-ワーク・ライフ・バランス
14.福祉とシティズンシップ(1)-介護:すること、されること
15.福祉とシティスンシップ(2)-尊厳をもって生きるということ
自由記述欄

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