2011 syllabus

コード	EB25-01
系列	系列：人間関係
授業科目	社会心理学特講１５
副題	（社会とメディア）
副専攻	E1

担当者	藤森　研
単位	2
期・曜時	後期　金4
対象学年	2・3・4年
特記事項

学習目標

　マスメディアの機能や現状、課題を知り、社会とジャーナリズムへの理解を深める。

授業概要

　新聞を主にした日本のマスメディアの「過去・現在・未来」を考える。新聞記事や社説のつくられ方、戦争と新聞の責任、社会におけるメディアの機能などを学ぶ。また、ワークショップや、時事的なメディアなどの課題をテーマに、討論も行う。

テキスト

　特にない。そのつど、資料を配れたらと思う。

参考文献・課題図書

　原寿雄編『市民社会とメディア』（リベルタ出版、00年）
　朝日新聞取材班『新聞と戦争』（朝日新聞出版、08年）

受講生への要望

　メディア問題だけでなく、現在の社会問題自体をどう見るかを、自由に議論したい。そのためにも、新聞はできるだけ読んで来てほしい。

評価方法

　期末に、レポートか、筆記試験のいずれかをする予定。

授業計画

１．オリエンテーション　マスメディアの概観
２．新聞、マスメディアは、必要なのか
３．新聞と戦争　統制と自発性＝戦争協力の原因　
４．満州事変とイラク戦争の報道比較＝何が違い、何が同じなのか
５．ジャーナリズムの機能
６．現代ジャーナリズムの課題　個人情報、事件報道・・・
７．実際に取材し、記事を書いてみる
８．ニュース価値をどう判断するか（ワークショップ）
９．見出しの技術＝ニュースの本質（ワークショップ）
10．記者の心理
11．タブーとテロとメディア　皇室報道の裏側、言論テロ
12．報道と人権＝犯罪報道は実名であるべきか匿名であるべきか
13．社説の論理
14．市民と新聞　メディア・アクセス　
15．社会とメディアの未来　ネット時代のマスメディア

自由記述欄

　最新のニュースをとりいれた授業をするので、「授業計画」は一応の予定と考えてください。

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