2011 syllabus

コード	EB02-01
系列	系列：人間関係
授業科目	社会心理学特講２
副題
副専攻	E1

担当者	小城　英子
単位	2
期・曜時	前期　木2
対象学年	3・4年
特記事項

学習目標

　社会心理学の専門的な研究スキルを身につける。

授業概要

　社会調査実習と連動して、社会心理学のロジックの理解、データの解釈、考察のトレーニングのための授業である。ファン心理の研究を題材に、SPSSの出力結果を正確に読み取り、考察を導き、発表する作業をグループで行う。

テキスト

　竹原卓真　SPSSのススメ１　2要因の分散分析をすべてカバー　北大路書房

参考文献・課題図書

受講生への要望

　初回ガイダンスは必ず出席すること。高度な専門性を要求されるため、「対人社会心理学１」「マスコミ社会心理学１」「社会統計学」「社会調査の技法」「データ解析の基礎」「多変量解析法」を前年度までに履修済みであるか、本年度に履修中であることを受講条件とする。なお、「社会調査実習１」の受講生は必ず本講義を受講すること。「社会調査実習２」の受講生においては本講義の受講は必修ではないが、強く推奨する。

評価方法

　出席点、平常点、試験の結果を総合評価する。

授業計画

１．ガイダンス
２．ファン心理（１）因子分析；ファン心理の構造
３．ファン心理（２）相関；ファン心理の特徴
４．ファン心理（３）一元配置分散分析；ファン心理の職業別比較
５．ファン心理（４）二元配置分散分析；回答者の性別と対象の性別によるファン心理の比較
６．ファン心理（５）クラスタ分析；ファン層の分類
７．ファン心理（６）χ2検定；クラスタと性別のクロス集計
８．分析の復習とファン心理の総括
９．スキャンダルとファン心理（１）対応のあるt検定；スキャンダルによるファン心理の変化
10．スキャンダルとファン心理（２）パス解析；規定因の解明
11．方法論の復習
12．研究事例；海外ドラマの利用と満足
13．研究事例；アイドルオタクステレオタイプ
14．総括（１）
15．総括（２）

自由記述欄

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