コード BD30-05
系列 系列:基礎課程演習
授業科目 基礎課程演習 5
副題 (中東国際政治入門)
副専攻
担当者 山口 昭彦
単位 2
期・曜時 前期 水5
対象学年 1年
特記事項

学習目標
 この授業は二つの目標を掲げます。ひとつは、「中東」という普段あまりなじみのない地域を取り上げ、その諸問題を検討する中で、国際的な視野を広げてもらうこと、もう一つは、報告の準備などを通じて、学術的な文献の読み方、情報収集の方法、口頭発表の仕方、論理的な文章の書き方などの基礎を学ぶことです。
授業概要
 授業の前半では、酒井啓子『〈中東〉の考え方』をテキストにして、石油、パレスチナ問題、冷戦、イスラーム主義などをキーワードに現代の中東が抱える諸問題について考えます。テキストの講読にあたっては、分担者を決めて内容を発表してもらい、それについて質疑・討論します。後半では、各自が、新聞を主な情報源としながら、現在、中東で起こっている事件について報告してもらいます。
テキスト
 酒井啓子『<中東>の考え方』(講談社新書)講談社、2010年
参考文献・課題図書
 適宜、授業中に紹介する。
受講生への要望
 好奇心をもつことが、すべてのはじまりです。「中東」といっても、身構えることはありません。
評価方法
 報告、質疑応答への参加、課題の提出から総合評価する。
授業計画
1.演習の進め方の説明
2.3分間スピーチ(大学4年間での各自の目標を話してもらいます)
3.情報収集の方法とレポートの書き方
4.第1章「石油の海に浮かぶ国々」の内容紹介と質疑応答
5.第2章「パレスチナ問題とは何か」の内容紹介と質疑応答
6.第3章「冷戦という時代があった」の内容紹介と質疑応答
7.第4章「イランとイスラーム主義」の内容紹介と質疑応答
8.フランス映画『ペルセポリス』を見る
9.受講生による新聞を用いた中東情勢の報告と質疑応答
10.受講生による新聞を用いた中東情勢の報告と質疑応答
11.受講生による新聞を用いた中東情勢の報告と質疑応答
12.受講生による新聞を用いた中東情勢の報告と質疑応答
13.受講生による新聞を用いた中東情勢の報告と質疑応答
14.総括
15.予備
自由記述欄

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