2011 syllabus

コード	AT32-01
系列	系列：ジェンダー学
授業科目	ジェンダー学５－１
副題	（メディアが描く女性への暴力、売買春、エイズ）
副専攻	A2・A3

担当者	池田　恵理子
単位	2
期・曜時	後期　火3
対象学年	1(A)・2・3・4年
特記事項

学習目標

　マスメディアをジェンダーの視点から見ていくと、見落とされがちな大事な問題が明らかになってくる。特に性に関わる報道には、それらが集中している。それを読み解き、相対化していく力を身につけていこう。

授業概要

　女性への性暴力や性の商品化、エイズ、生殖医療などを取り上げたテレビ番組や映像作品を手がかりに、その実態と問題点を把握する。見学授業やグループディスカッションなども行い、ジェンダーの視点がメディア・リテラシーにいかに不可欠であるかを学んでいく。

テキスト

　資料は授業中に配布します。

参考文献・課題図書

　授業中に紹介します。

受講生への要望

　人間への興味を持ち、現代社会の動きに関心のある人の参加を望みます。

評価方法

　授業ごとに提出するリアクションペーパーや期末のレポートの結果を総合的に評価します。

授業計画

１．授業の概要紹介
２．紛争下での女性への性暴力①国連の世界女性会議から
３．②韓国の女性運動と「慰安婦」問題
４．③女性国際戦犯法廷
５．④沖縄ー米軍軍事基地下で
６．⑤グアテマラと東ティモール
７．日本の買売春問題
８．性の商品化とメディアー援助交際
９．デートＤＶ
10．見学学習ーｱｸﾃｨﾌﾞ・ﾐｭｰｼﾞｱﾑ「女たちの戦争と平和資料館」
11．エイズ①パニックが浮き彫りにした日本社会
12．②血友病患者の薬害との闘い
13．性的マイノリティ
14．生殖医療をめぐって
15．まとめ

自由記述欄

　テレビ番組を37年間作り続け、自主ビデオの制作は15年になります。マスメディアと市民メディアを行き来してきた経験をもとに、女性に関わる報道をジェンダーの視点で読み解いていきます。

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