コード
WA73-01
系列
人間科学専攻(博士前期課程)
授業科目
基礎教育学特論3
副題
(子ども理解から保育へ)
副専攻
担当者
戸田 雅美
単位
2
期・曜時
前期 集中
対象学年
学部3・4年生も可
特記事項
学習目標
幼児期を中心とする子どもの理解とそこから構想する保育について学ぶ
授業概要
幼児教育は、幼児の内面の理解から始まる。では、内面をどのように理解するのか、それは、保育とどうかかわっているのかについて、実際の事例をもとに、議論し、学んでいく
テキスト
特に指定しない
参考文献・課題図書
津守真『保育者の地平』ミネルヴァ書房、倉橋惣三『幼稚園雑草』フレーベル館
受講生への要望
幼児期の子どもの姿から、内面をどのように読み取るかという課題に積極的に取り組み、そこから保育が展開する過程について考えを深めて議論に参加することを期待している。授業では、自分が出会った事例をレポートにして発表する課題がある。自分が出会った事例が出せない場合は、図書等の中にあって自分が気になった事例についてレポートをすることになるので、あらかじめ準備をしておいてほしい。
評価方法
出席、議論への参加、レポート(5回目、10回目終了後のコメント、6回目に提出する事例課題と考察、最終レポート)
授業計画
1.オリエンテーション―この授業の展開と6回目以降の課題について
2.幼稚園の子どもの姿をめぐって(VTR1)議論するー子どもに焦点をあてて
3.幼稚園の子どもの姿をめぐって(VTR2)議論するー長期の視点を考える
4.幼稚園の子どもの姿をめぐって議論する―大人の願いとの関係を考える
5.2歳児の姿をめぐって(VTR3)議論する―子どもに焦点をあてて
6.2歳児の姿をめぐって(VTR3/4)議論する―大人の願いと人間観との関係を考える
7.課題の事例をもとに考える1
8.課題の事例をもとに考える2
9.一人の子どもとの関係の変化と子どもへの理解の変化との関係1―ある保育学生のレポートから
10.一人の子どもとの関係の変化と子どもへの理解の変化との関係2―ある保育学生のレポートから
11.津守真『保育者の地平』にみる子どもへの理解のあり方に学ぶ
12.倉橋惣三『幼稚園雑草』にみる子どもへの理解のあり方に学ぶ
13.保育者の事例にみる子どもへの理解と保育の展開そして省察ー香川大学附属幼稚園、大正幼稚園などの事例から
14.子どもへの理解のあり方、理解のあり方と子どもとの関係性、保育の構想、展開、省察との関係を考えるー提案的理解にも触れて
15.まとめ
自由記述欄
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