2011 syllabus

学習目標

　臨床系や発達系の分野で使われることの多い質的研究の実際の日本語論文を批判的に検討することにより、質的研究の理解を深める。

授業概要

　教員のガイダンスのもと、各自が『質的心理学研究』に掲載されている論文を選び、レジュメやパワーポイントを使った発表を行い、全員で質疑応答、討論を行う。

テキスト

　日本質的心理学会「質的心理学研究」編集委員会（編）質的心理学研究　（発行）日本質的心理学会　（発売）新曜社

参考文献・課題図書

　佐藤郁哉（著）(2008). 質的データ分析法－原理・方法・実践－　新曜社／ウヴェ・フリック（著）小田博志ほか（訳）(2002). 質的研究入門　春秋社

受講生への要望

　主に量的研究を行ってきた教員自身の経験に基づいた観点からのコメントも行うので、質的研究法に初めて接する院生だけではなく、すでに質的研究法にたずさわっている院生も歓迎する。

評価方法

　発表（内容および発表技法を評価）70％、質疑応答・討論とコメント（論理性、明確性などを評価）30％

授業計画

１．オリエンテーション（発表者の割り振りなど）
２．論文の発表１
３．　〃２
４．　〃３
５．　〃４
６．　〃５
７．　〃６
８．　〃７
９．　〃８
10．　〃９
11．　〃１０
12．　〃１１
13．　〃１２
14．　〃１３
15．授業のまとめ

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