コード JD37-01
系列 系列:教育学・初等教育学
授業科目 人間学習7[総合演習]
副題 (学びほぐしを学ぶ)
副専攻 J1
担当者 横田 和子
単位 2
期・曜時 前期 月2
対象学年 2・3・4年
特記事項

学習目標
 教育・子育て・福祉など、誰もが人生で経験するプロセスでの基盤となる、関係性づくり。人やモノ、コトとの関係性を築いてゆくためには、相互に「聴き合う」関係づくりが求められる。そこで、聴き合うための基盤として、音やことば、からだなどの従来の学びのあり方をほぐし、その編み直しを試みることで、学び手にとって希望の核となる学びのありようを検討する。
授業概要
 学びの場における「音・ことば・からだ」の相互のつながりにフォーカスしながら、「聴く」という行為を再考する。具体的な手がかりとして、野口体操の野口三千三、作家の多和田葉子、マリー・シェーファーのサウンドスケープの思想などを検討しながら、参加者によるワークやアクティビティを行っていく。知識やスキルを積み上げていくかたちではなく、自己を縛っている枠を削ぎ落とすこと、小さくても多様な気づきを重視する学びのあり方を探りながら、それぞれの学びの編み直しをはかっていきたい。
テキスト
 
参考文献・課題図書
 
受講生への要望
 
評価方法
 出席、授業参加、レポートによる評価を予定しています。
授業計画
1.イントロダクション
2.からだをほぐす
3.聴覚をほぐす
4.ことばをほぐす
5.からだ・音・ことばを編み直す
6.聴くことをほぐす
7.聴くことと学ぶことを結ぶ
8.異質さに問いかける
9.対立・葛藤に耳を澄ます
10.時間をケアする
11.あなたの学びほぐしたいもの
12.あなたの編み直したいもの
13.学びほぐしのカリキュラム化
14.「生」により近い学びの支援
15.まとめ 希望のケア
自由記述欄

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