コード GG31-01
系列 系列:国際交流
授業科目 フランスの社会と文化(1)
副題 (ボードレールからベル・エポックへ)
副専攻 G1
担当者 金子 美都子
単位 2
期・曜時 前期 水4
対象学年 2・3・4年
特記事項

学習目標
 フランスの文化と社会の射程と奥行きの一端にアプローチして、フランスの文化と歴史の底流にあるエスプリを知る。
授業概要
 19世紀から20世紀にかけての文化史上の転換期にあったパリに焦点を当てる。前半は転換期に向かう苗ぶれとしてボードレールの詩と散文詩、後半は、マリー・ローランサンの作品を取り上げ、近代への軌跡をたどる。原文・翻訳ともに参照。
テキスト
 ボードレール『パリの憂鬱」など。授業中で、随時プリントを配付。(場合によっては、指示したものを各自用意)
参考文献・課題図書
 山田勝『回想のベル・エポック』NHKブックス
 横山安由美他『初めて学ぶフランス文学史』ミネルヴァ書房 
受講生への要望
 異なる文化に対する複眼的視野を身につけて欲しい。
評価方法
 授業への参加度、および、レポートにより評価する。
授業計画
1.導入 ベル・エポックと転換期
2.近代を先駆けたボードレールの作品とその時代(1)
3.同(2)『悪の華』『パリの憂鬱』
4.同(3)
5.19世紀に生きた女性の声 マルスリーヌ=デボルド・ヴァルモール(1)
6.同(2)『花束と祈り』『哀しき花々』
7.同(3)
8.近代の抒情から世紀末へ、ヴェルレーヌとヴァレリー(1)
9.同(2)『言葉なき恋歌』『テスト氏との一夜』
10.同(3)
11.同(4)
12.ベル・エポック・アポリネールとマリー・ローランサン(1)
13.同(2)『アルコール』『カリグラム』『夜の手帖』
14.同(3)
15.予備日
自由記述欄
異なる文化を知る楽しさを実感していきましょう。

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