コード
GG12-01
系列
系列:国際交流
授業科目
日仏文化交流論(2)
副題
(日本とフランスをつなぐテキスト)
副専攻
G1
担当者
金子 美都子
単位
2
期・曜時
後期 水4
対象学年
2・3・4年
特記事項
学習目標
日本とフランスの友好関係が成立してから、150年がたった。本授業では、19世紀後半以降の、日仏の文化交流の成果を主として日仏の書かれたテキストを中心に振り返り、文化の交流のあり方を探る。
授業概要
仏文または日本語文のテキストを中心に、日本文化をフランスで紹介したフランス人の作品・翻訳、日本に導入されたフランス近代詩などを取り上げる。
テキスト
随時プリントにて配付。
参考文献・課題図書
キク・ヤマタ、矢島翠『マサコ 麗しき夫人』。
高橋邦太郎『日仏文化の交流』
桑原武夫『ヨーロッパ文明と日本』など。
受講生への要望
広く世界の文化の動きに関心があるなら、特にフランス語を履修していなくてもよい。
評価方法
授業計画
1.概要説明
2.日本文化のフランスへの紹介者(1)
<ジュディット・ゴーティエ> ジュディットが西園寺や山本芳翠の協力の元に創作した『蛉蜻集』について、出版に至った経緯と古典詩歌の翻訳。
3.同(2)
Le livre du thé
(岡倉『茶の本』)
4.同(3)
5.フランスと日本のはざまで(1)
<キク・ヤマタ> キクの生涯と作品を通して、日仏の両親に生まれたキクの文化交流のあり方、そのアイデンティティーについて考える。
6.同(2)
7.同(3)
8.同(4)
9.フランス文化の紹介者(1)
<堀口大学> 訳詩集『月下の一群』を読み、大正期のヨーロッパ受容について考える。
10.同(2)
11.同(3)
12.翻訳と誤解(1)
Eloge de l'ombre
(谷崎『陰翳礼讃』)
13.同(2)
14.同(3)
15.予備日
自由記述欄
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