コード
EG47-01
系列
系列:人間関係
授業科目
文化人類学特講9
副題
(現代世界を「文化」で読み解く可能性)
副専攻
E1
担当者
棚橋 訓
単位
4
期・曜時
通年 木4
対象学年
2・3・4年
特記事項
学習目標
現代の生活世界が抱えるさまざまな問題を「文化」の視点から実証的に考え、答えを導くための基礎的な「道具」を履修者には習得してもらいたい。
授業概要
「文化」の概念をキーワードにして、人間の日常的な行動様式の在り方をさまざまな局面から捉え、それぞれを読み解く方法について考えながら、現代世界の特質と問題について議論していく。
テキスト
本多俊和・棚橋訓・三尾裕子『人類の歴史・地球の現在―文化人類学へのいざない』放送大学教育振興会
参考文献・課題図書
日本文化人類学会編『文化人類学事典』(丸善、2009年)を参考文献として薦める。その他は講義時に適宜指示する。
受講生への要望
テキストの予習・復習を忘れずに。疑問と批判の精神をもって受講してほしい。授業時の質問・発言は大歓迎。しかし、私語は当然厳禁。
評価方法
出席20%、前期末試験30%、学期末試験50%による総合評価。試験は自筆ノート・テキスト持込参照可で行う予定。
授業計画
1.「文化」を考える1:「当たり前」を問い直す
2.「文化」を考える2:文化相対主義の思考
3.うまれる1:生物としての人間の成立
4.うまれる2:生物としての人間の成立
5.うむ1:生殖をめぐる視点と諸問題
6.うむ2:生殖をめぐる視点と諸問題
7.まなぶ1:「ことば」と/でつくる世界
8.まなぶ2:「ことば」と/でつくる世界
9.つくる・つかう1:人とモノの関係
10.つくる・つかう2:人とモノの関係
11.そだつ1:幼児から大人へ
12.そだつ2:幼児から大人へ
13.つながる1:社会的な存在としての人間
14.つながる2:社会的な存在としての人間
15.つどう1:群れることで生みだす世界
16.つどう2:群れることで生みだす世界
17.うごく1:人の移動が生み出す世界
18.うごく2:人の移動が生み出す世界
19.あらそう1:戦争の起源と新しい形
20.あらそう2:戦争の起源と新しい形
21.きりひらく1:「開発・援助」をめぐって
22.きりひらく2:「開発・援助」をめぐって
23.きずく1:少数民族・先住民族の今
24.きずく2:少数民族・先住民族の今
25.いやす1:病と癒し
26.いやす2:病と癒し
27.まつる1:信仰の世界
28.まつる2:信仰の世界
29.まとめ1:「文化」の現代的意義について考える
30.まとめ2:「文化」の現代的意義について考える
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