コード DF52-01
系列 系列:西洋史
授業科目 ヨーロッパ現代史Ⅱ
副題
副専攻 D3
担当者 芝崎 祐典
単位 4
期・曜時 通年 月4
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

学習目標
 戦後ヨーロッパの国内・国際関係の歴史を概観することによって、現代世界の構造を把握する。米ソおよびアジアの歴史と、ヨーロッパ史との関連にも目を配る。
授業概要
 ヨーロッパ統合史および冷戦史の枠組みから、戦後の秩序の形成と崩壊・変容について概観する。単なる歴史叙述ではなく、現代とのつながりを意識しつつ、国際関係史のなかでヨーロッパ史を把握することを目指す。
テキスト
 特に定めない。
参考文献・課題図書
 講義の中で、適宜紹介する。
受講生への要望
 
評価方法
 前期試験および後期試験。その他、平常点(出席や質問票など)
授業計画
1.序論
2.西欧近代主権国家の枠組み/統合についての考え方
3.ヨーロッパ統合の戦後における模索(1)
4.ヨーロッパ統合の戦後における模索(2)
5.ヨーロッパ統合の始動
6.EECの発足
7.イギリスとヨーロッパ統合
8.ドゴールとEECの危機
9.ハーグ会議:さらなる発展の模索
10.ヨーロッパの停滞と統合の再活性化
11.EUの成立(1)
12.EUの成立(2)
13.EUの現在
14.世界史の中のヨーロッパ統合
15.前期試験
16.戦後秩序の模索
17.戦後処理と冷戦の起源
18.ドイツ分断
19.「ドイツ問題」と戦後ヨーロッパ秩序
20.ソ連・東欧の動向(1)
21.ソ連・東欧の動向(2)
22.帝国の遺産:朝鮮戦争・脱植民地化
23.西欧の市民運動と国際関係
24.ヨーロッパデタント
25.中東情勢とヨーロッパ
26.新冷戦・相互核抑止
27.東欧の市民革命
28.ベルリンの壁崩壊と冷戦の終焉
29.歴史の中の「国際秩序」
30.後期試験
自由記述欄

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