コード
DF42-01
系列
系列:西洋史
授業科目
ヨーロッパ近代史Ⅱ
副題
(スペイン現代社会の諸問題)
副専攻
D3
担当者
渡部 哲郎
単位
4
期・曜時
通年 金3
対象学年
2・3・4年
特記事項
学習目標
ヨーロッパ連合(EU)は国家統合が進み、近代の「国民国家」像が問い直されるなかで地域・地方の存在、都市の役割が注目されるようになった。その地域・地方からの歴史の見直し、都市再生の実例を学ぶことからヨーロッパの実像を知る。
授業概要
講義形式でテキストの他、配布資料によって多角的な視点から問題点を検討する。
テキスト
バスクとバスク人 渡部哲郎(著) 平凡社新書
参考文献・課題図書
講義中に指摘する。
受講生への要望
毎回講義に出席してその都度のテーマを理解すること。最終的にそれぞれのテーマが全体の話に繋がって行く。
評価方法
前後期2回の試験と出席状況を加味して評価する。
授業計画
1.近代国民国家像の再検討:ヨーロッパの現在
2.近代以前の社会と特色:スペインとは何か
3.近代以前の社会と特色:バスクとは何か
4.近代化と地域社会 その1
5.近代化と地域社会 その2
6.近代以前と以後の社会の繋がり
7.「地域」ナショナリズムの勃興
8.「民族国家」ナショナリズムの覚醒
9.現代史の開幕と民主主義
10.スペイン第二共和国と民主主義
11.スペイン内戦と民主主義
12.フランコ政治と「民主主義」
13.民主化移行と地方自治
14.バスク自治州政府の誕生と民族主義政策
15.バスク「大義」の追求とピカソ「ゲルニカ」
16.都市再生とは何を意味するのか。
17.ヨーロッパの核心:都市
18.ヨーロッパ都市再生の事例
19.ビルバオ市の都市再生
20.バルセロナ市の都市再生
21.ヨーロッパ連合内の地域連合
22.文化・産業遺産に見られる地域の心
23.鉄文化圏の共通性
24.食文化圏の拡大
25.「地域」「地方」「都市」の現代性 その1
26.「地域」「地方」「都市」の現代性 その2
27.「地域」「地方」「都市」の現代性 その3
28.(以上の流れの中で前・後期試験のための「まとめ」)
29.(以上の流れの中で前・後期試験のための「まとめ」)
30.予備
自由記述欄
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