コード
DF41-01
系列
系列:西洋史
授業科目
ヨーロッパ近代史Ⅰ
副題
(イングランド宗教改革)
副専攻
D3
担当者
山本 信太郎
単位
4
期・曜時
通年 月5
対象学年
1(B)・2・3・4年
特記事項
学習目標
イングランド宗教改革の多用な諸問題を理解することを通して、歴史学の研究方法や史料の扱い方、研究上の議論のなされ方を理解する。また、そのことによって、複眼的な歴史のものの見方を養うことを目指したい。
授業概要
本講義では、イングランド宗教改革の流れを詳細に見た(前期)あと、背景としての中世末の状況から、国教会の成立を経てエリザベス1世の即位直後あたりまでの多様な諸問題を、当該期のイングランドの国家と社会の中に据えて論じる(後期)。
テキスト
特に用いない。
参考文献・課題図書
講義の中で適宜指示する。
受講生への要望
講義のテーマ全体にかかわる文献は最初に説明するので、レファレンスとして活用して欲しい。また、積極的な質問を歓迎する。
評価方法
基本的には学年末試験で評価するが、適宜レポート等を課すことがある。
授業計画
1.前期ガイダンス
2.「イギリス」とは何か
3.テューダー王朝の成立
4.ウルジー体制
5.ヘンリ8世の「離婚」問題
6.宗教改革議会
7.抵抗と殉教 トマス・モア
8.修道院解散
9.ヘンリ8世の治世晩年の派閥政治と宗教改革
10.ヘンリ8世治下の宗教改革と国際関係
11.エドワード6世の治世
12.メアリ1世の治世
13.エリザベスの宗教解決
14.プロテスタント国家への道
15.前期まとめ
16.後期ガイダンス
17.イングランド宗教改革をめぐる議論
18.ロラードの展開
19.リチャード・ハン事件
20.修道院解散と恩寵の巡礼
21.エドワード6世治下の改革と西部反乱
22.遺言状に見る民衆信仰の変容
23.教区教会・教区委員・教区委員会計簿
24.ラドロウ教区
25.ミッド・テューダー期の宗教政策と教区教会(1)
26.ミッド・テューダー期の宗教政策と教区教会(2)
27.教会巡察をめぐって
28.教会巡察と教区教会
29.王権と教区教会
30.後期まとめ
自由記述欄
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