コード DA71-01
系列 系列:史学共通科目
授業科目 外国史概説Ⅰ-1
副題 (パレスチナ問題の展開)
副専攻 D2
担当者 山口 昭彦
単位 2
期・曜時 前期 月3
対象学年 1(A)・2・3・4年
特記事項

学習目標
 現代中東の縮図とも言えるパレスチナ問題がどのような経緯で生まれてきたのかを、そして今どのような状況にあるのかを理解することを目指します。
授業概要
 パレスチナ問題はしばしば誤解されているような、ユダヤ教徒とイスラム教徒とのあいだの宿命的な宗教戦争ではなく、19世紀以来の西洋列強による中東地域支配の歴史のなかから形作られてきた、ごく新しい紛争です。このことをふまえ、授業では、なぜこの問題が生まれてきたのかを、時間軸に沿って考えたいと思います。
テキスト
 特にありません。
参考文献・課題図書
 授業中に指示します。
受講生への要望
 私語は厳禁ですが、質問があればぶつけてください。
評価方法
 学期末試験の成績に出席状況を加味します。
授業計画
1.ガイダンス
2.ヨーロッパにおけるユダヤ人差別とイスラム世界における異教徒
3.シオニズム運動の登場とオスマン朝への西洋列強の進出
4.第1次世界大戦によるオスマン朝解体と列強による中東分割1
5.第1次世界大戦によるオスマン朝解体と列強による中東分割2
6.イギリスによるパレスチナ委任統治とその破綻1
7.イギリスによるパレスチナ委任統治とその破綻2
8.アラブ=イスラエル紛争からパレスチナ=イスラエル紛争へ1
9.アラブ=イスラエル紛争からパレスチナ=イスラエル紛争へ2
10.第3次中東戦争後のパレスチナ問題の展開1
11.第3次中東戦争後のパレスチナ問題の展開2
12.インティファーダと中東和平への道1
13.インティファーダと中東和平への道2
14.アラファート後1
15.アラファート後2
自由記述欄

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