コード
DA23-01
系列
系列:史学共通科目
授業科目
国際関係史Ⅰ
副題
(ベトナム戦争とアメリカ)
副専攻
D3
担当者
淺井 理恵子
単位
2
期・曜時
後期 火4
対象学年
1(B)・2・3・4年
特記事項
学習目標
冷戦時代の「熱い戦争」であったベトナム戦争について学び、さまざまな視点から見つめ直すことで、同時代史であるベトナム戦争の今日的意義について考えます。
授業概要
この授業ではまず、第二次世界大戦終結後すぐに起こったベトナムの独立・抗仏戦争から1975年のサイゴン陥落に至る戦争の経緯について、おもにアメリカ政府の政策を検討しながら見ていきます。次に、戦争の長期化に伴いアメリカ国内で発生した反戦運動を検討し、ベトナム戦争によってアメリカ社会がいかに変容したか探ります。
テキスト
とくに指定しません。毎回レジュメを配布する予定です。
参考文献・課題図書
古田元夫『歴史としてのベトナム戦争』大月書店、1991年
その他、必要に応じて授業中に指示します。
受講生への要望
発言や質問を通して、積極的に授業に参加することを期待します。講義を受動的に聴くのではなく、自分なりの問題意識を持って取り組んでほしい。
評価方法
期末試験に平常点(出席状況を含む)を加味して評価します。
授業計画
1.イントロダクション
2.舞台の設定 (1945-54年)
3.危機の顕在化 (1954-60年)
4.特殊戦争とゲリラ (1961-63年)
5.戦争拡大 (1964-65年)
6.全面戦争とテト攻勢 (1965-68年)
7.戦場と外交での戦い (1969-73年)
8.サイゴン陥落 (1973-75年)
9.第三次インドシナ戦争 (1978年)
10.ベトナムにとってのベトナム戦争
11.ベトナム反戦運動と「カウンター・カルチャー」
12.ベトナム反戦運動の高揚
13.ベトナム・シンドローム:復員兵の問題を中心に
14.日本とベトナム戦争
15.期末試験
自由記述欄
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