2010 syllabus

コード	CD57-01
系列	系列：日本語学
授業科目	日本語学研究Ⅳ
副題	（ことばと人間の探究）
副専攻	C1

担当者	加藤　泰彦
単位	2
期・曜時	後期　火3
対象学年	2・3・4年
特記事項

学習目標

　前期の「日本語研究Ⅲ」に引き続き、現代言語学の基本問題とそのアプローチの性格への理解を深める。はじめに主な点を復習し、次にことばを通して人間を探究する上での今後に残された多くの問題を考察する。

授業概要

　前期と同様に講義形式。下記テキストのもっとも基本的な点をはじめに復習し、日本語から多くの例を補いながら、現代言語学の基礎を明らかにする。後期は特に理論的な諸問題の究明に、日英語比較がいかに有効な視点を提供しうるかを、多くの実例を通して考えてゆきたい。

テキスト

　ノーム・チョムスキー『言語と認知－－心的実在としての言語』（加藤、他訳）東京、秀英書房、2004

参考文献・課題図書

　授業の中で随時紹介する。

受講生への要望

　年間を通してⅢとⅣを受講することを想定するが、後期のはじめい主な点の復習をいれるので、後期からの受講も可能である。多くの質問を期待する。

評価方法

　論述形式による期末テスト

授業計画

１．研究の方法（1）－－研究対象とデータ
２．同（2）－－基本問題と主要分野
３．同（3）－－原理とパラメータのアプローチ
４．日英語の比較から一般理論へ（1）
５．同（2）
６．同（3）
７．一般理論から日本語へ（1）
８．同（2）
９．同（3）
10．最近の諸問題（1）
11．同（2）
12．同（3）
13．まとめと展望（1）
14．同（2）
15．同（3）

自由記述欄

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