2010 syllabus

コード	CC12-01
系列	系列：日本文学
授業科目	古典文学演習Ⅱ
副題	（源氏物語「葵」巻を読む）
副専攻	C1

担当者	竹内　正彦
単位	4
期・曜時	通年　木3
対象学年	2・3・4年
特記事項

学習目標

　源氏物語「葵」巻の読み込みを通して、中古文学を自律的に読み解く方法を修得する。

授業概要

　「葵」巻は、葵祭における六条御息所と葵上との車の所争い、葵の上の夕霧出産と死、そして源氏と若紫の新枕が語られる巻であり、源氏物語のなかでも著名な巻のひとつである。この巻を読み込むことによって、源氏物語の表現世界に分け入る方法を学びながら、その主題性を考えてみたい。
本授業は、受講者ひとりひとりが、割り当てられた担当範囲について個々に調査、考察した事柄を授業中に発表し、質疑応答を通してさらに理解を深めていくといった演習形式によって行われる。したがって、割り当てられた担当範囲については担当者が責任を持って発表してもらうのはもちろんであるが、他の受講者の積極的な発言も必須となる。各受講者がしっかりとした問題意識をもって臨んでもらいたい。

テキスト

　阿部秋生他校注訳『古典セレクション　源氏物語３　葵・賢木・花散里』小学館

参考文献・課題図書

　林田孝和他編『源氏物語事典』大和書房

受講生への要望

　読み、調べ、考えること、そして他者と討議することの楽しさを味わってほしいと思います。
　なお、この科目の受講希望者は事前に研究室で所定の手続きをを済ませること。

評価方法

　発表内容（４０％）、学年末提出のレポート（４０％）、出席等を含む平常点（２０％）

授業計画

１．ガイダンス
２．担当場面の決定・発表方法についての説明
３．源氏物語研究法１
４．源氏物語研究法２
５．源氏物語研究法３
６．研究発表１
７．研究発表２
８．研究発表３
９．研究発表４
10．研究発表５
11．研究発表６
12．研究発表７
13．研究発表８
14．研究発表９
15．前期のまとめ
16．源氏物語の世界
17．研究発表１０
18．研究発表１１
19．研究発表１２
20．研究発表１３
21．研究発表１４
22．研究発表１５
23．研究発表１６
24．研究発表１７
25．研究発表１８
26．研究発表１９
27．研究発表２０
28．研究発表２１
29．研究発表２２
30．後期のまとめ

自由記述欄

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