2010 syllabus

コード	AT25-01
系列	系列：ジェンダー学
授業科目	ジェンダー学３－１
副題	（恋愛と欲望のジェンダー）
副専攻	A2

担当者	小倉　千加子
単位	2
期・曜時	前期　集中
対象学年	1(B)･2・3・4年
特記事項

学習目標

　心理学的認識に基いて、文学・哲学・メディアの取り上げる恋愛事象について、共に考える

授業概要

　恋愛を「熱情」と「親密さの感覚」によって特徴づけられる個人間の関係と定義すると、その関係は二者を融合する幸福な感覚をもたらすが、それでもなお恋愛とジェンダーは不可分であり、その挫折には女性ゆえの悲しみが存在する。濃密で私的な二者の間に隠されたジェンダーについて漫画やドラマを通して考察する

テキスト

　「結婚の条件」（朝日文芸文庫）440円

参考文献・課題図書

受講生への要望

評価方法

　出席状況と期末レポートによって評価する

授業計画

１．恋愛は通文化的なものか？
２．恋愛とは何か？
３．親密と平等と恋愛の関係
４．他者との出会い、他者との別れ
５．欲望は誰のものか？
６．現代の恋愛・近代の欲望
７．女性が恋に陥る時
８．フェティシュと女性性
９．ジェンダー・モデルとしての両親
10．ロマンティックラブの起源
11．結婚制度の近代化と現代化
12．恋愛嗜癖と依存
13．男性が恋愛に求めるもの
14．事例紹介と討論
15．ドラマにおける恋愛分析

自由記述欄

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