2010 syllabus

コード	AM12-01
系列	系列：キリスト教学Ⅰ
授業科目	キリスト教学Ⅰ－２
副題	（キリスト教の広がりと根源）
副専攻

担当者	加藤　久美子
単位	4
期・曜時	通年　木3
対象学年	1(A)･2年
特記事項

学習目標

・キリスト教および諸宗教を考察する基本的な視点の修得
・キリスト教の客観的輪郭の把握
・キリスト教の基である聖書の思想とその歴史的背景の理解

授業概要

　前期には、自分自身と宗教との関わりを振り返ることから始め、諸宗教との比較を行ないつつ、キリスト教の客観的なアウトラインの把握を目指す。後期には、キリスト教の基である聖書の思想を歴史的背景において理解する方法を学ぶ。講義に加え、リアクション・ペーパー、ディスカッション、ミニ・レポートなどによって意見交換を行なう。

テキスト

　聖書。日本聖書協会『聖書　新共同訳　旧約聖書続編つき』を基本とするが、「口語訳」、「新改訳」でもよい。

参考文献・課題図書

　授業において紹介

受講生への要望

　「宗教」を考察する広い視野を得るために、各自が「宗教」に関連する報道にも注意を向けるようにしてください。

評価方法

　学期中の提出物（リアクション・ペーパー、ミニ・レポート）と学期末レポートによる総合評価。

授業計画

１．「キリスト教」の広がり
２．「宗教」の概念
３．日本人はなぜ「無宗教」か
４．ディスカッション
５．「宗教」の構成要素
６．キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、仏教の比較
７．キリスト教の教説と教派
８．キリスト教のシンボル
９．教団組織、通過儀礼
10．祭日
11．ミサ、礼拝
12．修道生活(1)
13．修道生活(2)
14．前期総括
15．前期総括
16．初期ユダヤ教①イスラエル・ユダヤの歴史
17．初期ユダヤ教②創造、罪
18．初期ユダヤ教③選民、出エジプト
19．初期ユダヤ教④シナイ契約、十戒
20．初期ユダヤ教⑤王・祭司・預言者・律法学者
21．初期ユダヤ教⑥終末論、セクト主義
22．イエス①イエス研究の方法
23．イエス②社会批判
24．イエス③律法主義批判
25．イエス④神の国
26．イエス⑤刑死と受難物語
27．原始キリスト教①復活信仰
28．原始キリスト教②イエス・キリスト
29．原始キリスト教③パウロ、ユダヤ教からの分離
30．後期総括

自由記述欄

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