2009 syllabus

コード	TA63-01
系列	日本語日本文学専攻（修士課程）
授業科目	日本語史研究
副題	（日本語の歴史の研究）
副専攻

担当者	小柳　智一
単位	4
期・曜時	通年　水4
対象学年	院生のみ
特記事項

学習目標

　日本語史は観察者・記述者と独立して存在するものではない。見る側の言語観と歴史観に基づいて構築されている。日本語史を研究する上で重要な、自分なりの言語観・歴史観を持つ契機を得る。

授業概要

　日本語史に関する大部のテキストである『日本語の歴史』（全８巻）を取り上げ、主に古代語を扱った１～３巻を通読し、詳細に検討する。最初の数時間は講義をするが、それ以降は受講生にレポートをしてもらい、提供された話題について議論を行う。

テキスト

　亀井孝他編『日本語の歴史』（平凡社ライブラリー、2006-2008年）

参考文献・課題図書

　松村明・中田祝夫他『講座国語史』（大修館書店、1982年）
　山口仲美『日本語の歴史』（岩波新書、2006年）

受講生への要望

　対話をしながら授業を進めていくので、テキストと向き合い自分で考えることに努めて下さい。また、不明な点があれば、遠慮せずに質問して下さい。

評価方法

　授業中の質疑・各学期末のレポートと、出席回数を総合して成績評価を行う。

授業計画

１．導入
２．『日本語の歴史１』を読む（１）
３．『日本語の歴史１』を読む（２）
４．『日本語の歴史１』を読む（３）
５．『日本語の歴史１』を読む（４）
６．『日本語の歴史１』を読む（５）
７．『日本語の歴史１』を読む（６）
８．『日本語の歴史１』を読む（７）
９．『日本語の歴史１』を読む（８）
10．『日本語の歴史１』を読む（９）
11．『日本語の歴史１』を読む（１０）
12．『日本語の歴史２』を読む（１）
13．『日本語の歴史２』を読む（２）
14．『日本語の歴史２』を読む（３）
15．『日本語の歴史２』を読む（４）
16．『日本語の歴史２』を読む（５）
17．『日本語の歴史２』を読む（６）
18．『日本語の歴史２』を読む（７）
19．『日本語の歴史２』を読む（８）
20．『日本語の歴史２』を読む（９）
21．『日本語の歴史３』を読む（１）
22．『日本語の歴史３』を読む（２）
23．『日本語の歴史３』を読む（３）
24．『日本語の歴史３』を読む（４）
25．『日本語の歴史３』を読む（５）
26．『日本語の歴史３』を読む（６）
27．『日本語の歴史３』を読む（７）
28．『日本語の歴史３』を読む（８）
29．『日本語の歴史３』を読む（９）
30．総括

自由記述欄

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