2009 syllabus

コード	MF17-01
系列	系列：Ⅰ. English Studies
授業科目	英語学特講３
副題	（統語論）
副専攻	M1

担当者	林　龍次郎
単位	4
期・曜時	通年　火3
対象学年	3・4年
特記事項

学習目標

　言語学的分析方法を学び、英語統語論（文構造の研究）の基礎を身につける。

授業概要

　生成文法の考え方に基づいた科学的な言語分析方法を学ぶと同時に、英語という言語の仕組みを探求する。受講生は自ら言語学的問題を発見し解決する能力を習得することが期待される。
　講義形式が主体であるが、テキストの演習問題などに自力で取り組む必要がある。

テキスト

　Culicover, P.(2009) Natural Language Syntax. Oxford Univ. Pr.

参考文献・課題図書

　Carnie, A.(2006) Syntax: A Generative Introduction. 2nd ed. Blackwell.
　中島平三（編）(2001) 『最新英語構文事典』大修館．
　北川善久・上山あゆみ(2004)『生成文法の考え方』研究社．

受講生への要望

　毎回の出席は当然求められる。テキストの指示された部分は必ず熟読し理解すること。不明の点は質問すること。

評価方法

　前後期の学期末試験を重視するが、出席状況と小テスト、提出物も評価の対象になる。

授業計画

１．言語理論の目標
２．統語範疇(1)
３．統語範疇(2)
４．主要部と句
５．補部と付加部
６．文法機能と格
７．構成素テスト
８．Xバー理論
９．動詞句・名詞句の構造
10．助動詞
11．レクシコン
12．意味役割
13．統語構造と意味のcorrespondence
14．前期のまとめ
15．前期試験
16．前期の復習
17．受動態・与格交代・使役
18．ダミー主語（虚辞）
19．繰上げ(Raising)
20．制御(Control)
21．二次述語
22．小節
23．wh移動(1)
24．wh移動(2)
25．束縛理論(1)
26．束縛理論(2)
27．省略現象(1)
28．省略現象(2)
29．後期のまとめ
30．後期試験

自由記述欄

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