2009 syllabus

コード	LK32-01
系列	系列：心理学
授業科目	心理統計法Ⅰ
副題	（記述統計学）
副専攻

担当者	大泉　郷子
単位	2
期・曜時	前期　木3
対象学年	2年
特記事項

学習目標

　心理学を学ぶ上で必要な記述統計について，その概念を大まかにつかみ，実際に自分でデータ処理ができるようにする。

授業概要

　記述統計とは，「実験や調査により得られたデータの特徴を，皆に分かりやすい形で提示するための方法」です。この授業では，講義とともに，実際にデータ処理を行うことにより，記述統計の基礎的な原理と手続きを学ぶことを目的とします。

テキスト

　授業内で指示します。（特定のテキストに沿って授業を進めることはありません）

参考文献・課題図書

　心理学のためのデータ解析テクニカルブック　森敏昭他(編著)　北大路書房

受講生への要望

　半期を終える時には，問題なく実際のデータ処理をできるようになることを目指しています。授業はしっかり聞き，分からないところは尋ねるようにしてください。

評価方法

　基本的に，テストの結果により，評価します。その他，授業内に行う課題，受講態度を評価に加味します。

授業計画

１．オリエンテーション・心理学と統計
２．記述統計とは・データの収集：データ収集における尺度・変数
３．データの要約(1)：データを図や表に表す
４．データの要約(2)：データの代表値の算出
５．データの要約(2)の実習
６．データの要約(3)：データの分布（標準偏差・分散）
７．データの要約(3)の実習
８．あるデータの全体の中での位置を知る（標準得点・偏差値）
９．標準得点などの算出の実習
10．母集団と標本
11．母集団と標本の違い：実際のデータで比較する
12．相関（散布図・相関係数）
13．相関を見る際の注意点
14．全体のまとめ
15．テスト

自由記述欄

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