コード
LB12-02
系列
系列:心理学
授業科目
心理学研究法2 B
副題
(統計解析とSPSS入門)
副専攻
L1
担当者
所 真紀子
単位
2
期・曜時
後期 金3
対象学年
3年
特記事項
学習目標
第1段階は統計解析ツールSPSSの操作に慣れること,第2段階は各解析法の要点を理解し,SPSSで操作できるようになること,最終的には卒業論文等でデータを収集した時に適切な解析法の選択,結果の読み取りができるようになることを目標とする。
授業概要
実習形式で行う。前半は統計解析に関わる基本事項を確認しながら,SPSS操作の基礎を習得する。後半は応用事項の説明を加えながら,統計解析の実際(分析,読み取り)を学ぶ。
テキスト
授業内では使用しない。その都度,資料を配布する。
参考文献・課題図書
秋川卓也・内藤統也(2007).文系のためのSPSS超入門 プレアデス出版
南風原朝和(2002).心理統計学の基礎 有斐閣アルマ
村瀬洋一・高田 洋・廣瀬 毅士(2007).SPSSによる多変量データ解析 オーム社
受講生への要望
統計解析やSPSSの操作に関する習熟度は問わない。ただし,(1)授業で触れた内容は復習して自分で活用できるようにすること,(2)わからない点は質問するなどして明確にすること。以下の授業計画は,SPSS使用の際に手がかりとなる用語を記載している。戸惑うかも知れないが,積極的に取組んで欲しい。
評価方法
出席点(10%),授業時間内に実施するSPSSの操作や結果の読み取りに関する小テスト(40%),レポート(50%)による。
授業計画
1.講義の概要/統計解析に関わる基本事項
2.さまざまな統計解析/SPSSの使い方(データの入力/読込み)
3.データの入力と加工(1):変数名/変数ラベル/値ラベルのつけ方
4.データの入力と加工(2):合計得点の計算/値の再割り当て
5.記述統計(1):度数分布表/代表値/散布度
6.記述統計(2):クロス集計/カイ2乗/Fisherの直接確率法
7.平均の比較(1):独立/対応のあるサンプルのt検定
8.平均の比較(2):1要因の分散分析
9.一般線型モデル(1):1要因の反復測定
10.一般線型モデル(2):2要因の分散分析
11.一般線型モデル(3):2要因の反復測定
12.2変量の関係:ピアソンの積率相関係数の算出/検定/解釈の留意点
13.データの分解:因子分析/尺度の信頼性の分析:α係数の算出
14.線形モデル:重回帰分析/共分散構造分析
15.まとめ
自由記述欄
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