2009 syllabus

コード	JD39-01
系列	系列：教育学・初等教育学
授業科目	人間学習９［総合演習］
副題	（常識を科学的な目で見直す）
副専攻	J1

担当者	里見　宏
単位	2
期・曜時	前期　木2
対象学年	2・3・4年
特記事項

学習目標

　「社会が抱える多くの問題を解決する科学技術の開発は可能である」という「仮説」の検証を身近な事例で試みる

授業概要

　手を洗うと病気は防げるのか。健康食品で健康になるのか。サプリメントは必要なのか。安全な食物とはどんなものか。病気はどこまで予防できるか。健康とは何か。身近な事例を教材にして検討していく。その過程でEvidence（根拠）があるかどうかを検証する方法をマスターする。最終目標は人間集団の持つ法則性を理解することで、個人差もこれまでと違う視点で理解できるようになること。また自然とのかかわり方を理解できるようになること。

テキスト

　必要に応じて、資料を配布する。

参考文献・課題図書

　紹介する。

受講生への要望

　「なぜ」という疑問がないまま講義を受けてもよいが、身の回りにあるものに疑問を感じるセンスが必要。せめて、新聞やニュースの健康欄や科学欄に目を通しておくこと。

評価方法

　レポート、出席など。

授業計画

１．私たちが抱える問題１（食物）
２．私たちが抱える問題２（医薬品・化粧品）
３．私たちが抱える問題３（身の回りの化学物質）
４．実習「手を洗うと菌は減るか」
５．手洗い結果の検討
６．細菌は有害な生き物か
７．感染症と人類
８．薬の添加物
９．フッ素によるむし歯予防の危険性
10．放射線による食品の殺菌の危険性
11．実習「遺伝子（DNA）を抽出し目で確認する」
12．重金属の必要性と危険性
13．安全性の考え方１
14．安全性の考え方２
15．まとめ

自由記述欄

■BACK　■検索システムへ　 ■TOPへ