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自由記述欄 |
通例、国際理解教育は異民族(国民)同士の相互理解を前提として行われるが、この授業では「他者を理解することは可能か」という問いからはじめる。国連総会の決議による「平和と文化と非暴力の10年」の初年に起きたのが同時多発テロ事件であり、事件を契機に他者との相互理解など絶望的であると考えるに至った者も少なくない。こうした近年の国際情勢を踏まえ、授業では「理解可能な他者」を前提とせず、自分と他者との間にある<溝>やコミュニケーションというツールの無力さについて様々なアクティビティを通して学び、その上で現代社会での相互理解の可能性を検討していく。 |
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