コード
HD71-01
系列
系列:キリスト教学
授業科目
キリスト教学演習Ⅰ
副題
(パウロの書簡を読む)
副専攻
H1
担当者
三浦 望
単位
4
期・曜時
通年 水5
対象学年
2・3・4年
特記事項
学習目標
●新約聖書のパウロ書簡を読み、理解を深める
●第二神殿時代ユダヤ教の歴史的・社会的・文化的背景を理解し、その中から生まれたイエス運動と初期の宣教活動状況を考察する
●パウロという一人のユダヤ人の生涯とその思想を通して、信じること・生きることの意味を考える
授業概要
新約聖書のパウロの書簡を、選択的に取り上げ、ゆっくりと読み進める。聖書に関する知識やギリシア語の知識は前提とはしない。聖書に興味のある学生は誰でも参加可能である。
最初の3~4回の授業で、新約聖書およびパウロ書簡に関する基礎的事項を講義するので、履修を希望する学生はなるべく最初の授業から出席することが望ましい。その後は、ゼミ形式で担当学生の発表および質疑応答で授業を進める予定である。
テキスト
『聖書 新共同訳』日本聖書協会(これ以外の聖書でも全く問題ないが、旧約聖書のついているものが望ましい。)
参考文献・課題図書
Novum Testamentum Graece. [27th edition], ed. by E. Nestle and K.Aland. Stuttgart: Deutsche, 1993
ギリシア語原典は、基本的に上記のNestle-Aland第27版のテクストを使用するが、このギリシア語原典聖書を購入する必要は全くない。(聖書本文に関しても、授業で必要なコピーを配布する。)
受講生への要望
積極的な授業への参加姿勢。自分で考える態度。
評価方法
授業への参加姿勢および出席状況は評価の大きな対象となる。担当する発表の内容および期末レポートなどを総合して最終的に評価する。
授業計画
1.序論:講義① 新約聖書の基礎知識、イエスの生涯、パウロの書簡の位置づけなど
2.講義② 第二神殿時代のユダヤ教:歴史的、社会的、文化的背景とその中から生まれたイエス運動の発展と展開
3.講義③ パウロの生涯(年表・ビデオ教材使用)
4.(調整日)講義④ パウロの生涯
5.テサロニケの信徒への手紙1①
6.テサロニケの信徒への手紙1②
7.コリントの信徒への手紙1①
8.コリントの信徒への手紙1②
9.コリントの信徒への手紙1③
10.コリントの信徒への手紙1④
11.(調整日)
12.コリントの信徒への手紙2①
13.コリントの信徒への手紙2②
14.コリントの信徒への手紙2③
15.コリントの信徒への手紙2④
16.ガラテヤの信徒への手紙①
17.ガラテヤの信徒への手紙②
18.フィリピの信徒への手紙①
19.フィリピの信徒への手紙②
20.フィリピの信徒への手紙③
21.フィレモンへの手紙
22.ローマの信徒への手紙①
23.ローマの信徒への手紙②
24.ローマの信徒への手紙③
25.ローマの信徒への手紙④
26.ローマの信徒への手紙⑤
27.(調整日)
28.パウロの第二書簡①
29.パウロの第二書簡②
30.パウロの第二書簡③
自由記述欄
※上記はあくまでも予定であるので、注意してください。
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