2009 syllabus

コード	HA61-01
系列	系列：哲学・思想史
授業科目	社会思想史
副題
副専攻	H1

担当者	只腰　親和
単位	4
期・曜時	通年　火3
対象学年	1(B)･2・3・4年
特記事項

学習目標

　経済学を中心とする社会科学において、思想がどのような意味をもっているかを理解する。

授業概要

　イギリスにおける経済学の制度化を主題にして、イギリス思想史における盛時の状況について講義を行なう。すなわち、経済学の父と目されるアダム・スミスから（『国富論』は1776年）、イギリスで最初に経済学の教授の常勤ポストがオックスフォード大学に設置さた1825年頃までの、イギリスにおける学問、思想、宗教、文化等について立ち入った講義を行なう。

テキスト

　テキストは特に指定しない。

参考文献・課題図書

　参考文献は授業中に適宜指示する。　

受講生への要望

　講師が一方的に講義するのではなく、学生との対話を重視した講義にするつもりです。多角的な内容の授業になると思うので、国際交流等他学科の学生の聴講も歓迎します。　

評価方法

　出席や平常の授業態度と小テスト、期末テストによって評価する。

授業計画

１．はじめに
２．アダム・スミスとその時代　１
３．アダム・スミスとその時代　２
４．アダム・スミスの生涯　　　１
５．アダム・スミスの生涯　　　２
６．アダム・スミスの生涯　　　３
７．アダム・スミスの書誌的考察
８．初期アダム・スミスについて　１
９．初期アダム・スミスについて　２
10．アダム・スミスの倫理学　１
11．アダム・スミスの倫理学　２
12．アダム・スミスの法学
13．アダム・スミスの経済学　１
14．アダム・スミスの経済学　２
15．前期のおわりに
16．後期のはじめに
17．『国富論』におけるオクスフォード大学批判　１
18．『国富論』におけるオクスフォード大学批判　２
19．『国富論』におけるオクスフォード大学批判　３
20．『エディンバラ・レヴュー』におけるオクスフォード大学批判　
21．『エディンバラ・レヴュー』におけるオクスフォード大学批判　２
22．小括
23．オクスフォード大学の改革　１
24．オクスフォード大学の改革　２
25．経済学の制度化とは
26．ウェイトリ研究史
27．ウェイトリの経済学　１
28．ウェイトリの経済学　２
29．ウェイトリの経済学　３
30．おわりに

自由記述欄

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