コード
HA75-01
系列
系列:哲学・思想史
授業科目
倫理学概論Ⅲ
副題
(対話と欲望)
副専攻
H1
担当者
冨原 眞弓
単位
2
期・曜時
前期 火2
対象学年
1(A)・2・3・4年
特記事項
学習目標
倫理学の諸概念と方法論を学び、客観的かつ主体的な価値判断の基準を身につける。
授業概要
「対話」と「欲望」の概念を軸にすえ、古代から現代までの哲学者の引用や資料に依拠しつつ、倫理学の基本的な諸概念を系統的に解説する。
テキスト
必要なテクスト等を随時配布する。
参考文献・課題図書
授業の進行に応じて随時紹介する。
受講生への要望
講義の進行は速く、欠席が重なると理解が困難になるので、毎回の出席とリスポンスペーパー提出、および真摯な受講姿勢が望まれる。
評価方法
出席率(3分の1以上の欠席で期末試験の受験資格喪失)、リスポンスペーパー、要約発表、期末試験等により総合的に評価する。
授業計画
1.Ⅰ-0 対話の必要性
2.Ⅰ-1 視線に気づく―サルトル『存在と無』
3.Ⅰ-2 不在の友を思う―アンネ・フランク『日記』
4.Ⅰ-3 対話的に生きる―ブーバー『対話的生』
5.Ⅱ-0 思考のダイナミズム
6.Ⅱ-1 普遍に近づく―プラトン『ゴルギアス』
7.Ⅱ-2 産婆術を使う―プラトン『テアイテトス』
8.Ⅱ-3 思想を織りなす―メルロ=ポンティ『知覚の現象学』
9.Ⅱ-4 語って癒やす―フロイト『精神分析入門』
10.Ⅲ-0 欲望・知識・行動・目的性
11.Ⅲ-1 欠乏を感じる―プラトン『饗宴』
12.Ⅲ-2 自然が教育する―デカルト『省察』
13.Ⅲ-3 夢を喚起する―フロイト『精神分析入門』
14.Ⅲ-4 他者を生みだす―ヘーゲル『哲学への招き』
15.Ⅲ-5 欲望は模倣する―ジラール『暴力と聖なるもの』
自由記述欄
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