コード GE26-01
系列 系列:情報コミュニケーション領域(情報科学系)
授業科目 情報統計解析
副題 (データを通してわかること)
副専攻 G1
担当者 植田 美佳
単位 4
期・曜時 通年 火4
対象学年 2・3・4年
特記事項

学習目標
 前期は、基本的なデータの統計処理 及び 解析の仕方を学び、後期は、標本(サンプル)から推定、検定を通して母集団を推測する方法を習得する。
授業概要
 インターネットの普及に伴い比較的容易に情報が得られるようになり、それらを扱う機会も増えてくると思われる。 公開されている身近なデータを題材に、データから情報を正しく読み取り、どのような傾向があるか分析し、グラフや表により視覚化する方法を学ぶ。 又、新商品のアンケート調査や視聴率調査など、一部の調査から全体を推測することは日常よく行われているが、どのような精度で推定でき、正当であると判断してよいか考える。その際、授業への理解を深めるため、HP上でのアンケート調査を取り入れる予定である。又、主にExcelを用いて進めていくが、他の統計ソフト R や Linux 上の Calc についても利用してみたい。
テキスト
 「Excelで学ぶ統計解析入門」 菅民郎著 (オーム社)
参考文献・課題図書
 「わかりやすい統計学」 松原望著 (丸善株式会社)
受講生への要望
 Excelの操作方法だけを学ぶのではなく、統計学の基礎知識を正しく理解し、身近な問題に応用できるような実践力を身につけてほしい。
評価方法
 平常点(授業時に出題される課題への取り組み) 及び 各学期 2~3回のレポートによって評価する。
授業計画
1.Excelの基本操作
2.インターネット上のデータベース検索
3.データ別グラフ作成
4.代表値 :平均、モード、中央値
5.散布度 :偏差平方和、分散、標準偏差
6.変動係数、尖度、歪度
7.度数分布とヒストグラム
8.クロス集計
9.散布図と相関関係
10.順位相関係数
11.回帰分析と予測
12.2項分布
13.ポアソン分布
14.正規分布
15.基準値と偏差値
16.HPビルダーの基本操作
17.アンケート作成
18.母集団と標本
19.標本平均と標本分散
20.標準誤差と中心極限定理
21.t分布
22.χ2分布
23.区間推定法
24.母平均の推定 :Z推定とt推定
25.母比率の推定
26.母平均の検定 :Z検定とt検定
27.母比率の検定
28.母分散の検定
29.母平均の差の検定
30.統計解析ソフトの利用
自由記述欄

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