コード GE33-01
系列 系列:情報コミュニケーション領域(情報科学系)
授業科目 プログラム入門
副題
副専攻 G1
担当者 三田 晴義
単位 4
期・曜時 通年 月4
対象学年 2・3・4年
特記事項

学習目標
 本学卒業後にコンピュータ関連の職場でSEとして働く者が少なくない。その際に必要とされる一つにプログラム作成能力がある。多くのアプリケーションソフトに使われ、現在のコンピュータ言語の中心になっているC言語によるプログラム作成を通して、プログラム作成能力と論理的能力を養い、社会が要求する実用性にも備えることを目標とする。
授業概要
 コンピュータ言語には語学と同じように単語があり、文法がある。この授業では、いわば初めての語学を初歩から始めるように、コンピュータとの簡単なコミュニケーションに必要なC言語の基本単語の習得から始め、様々な目的のための文法を学んでいく。なお、授業ではマイクロソフト版のコンパイラーを使うが、授業の始めに、このコンパイラーのフリー版や仮想Linuxコンパイラー(Windowsで使える)の自宅でのダウンロードについても説明する。
テキスト
 授業時に指定する。
参考文献・課題図書
 授業時に提示する。
受講生への要望
 プログラム作成は論理能力の向上に役立つとともに、コンピュータの資格取得を目指す者にとって必要となるので、資格に興味のある学生も履修することを望みます。
評価方法
 数回の課題により評価する。
授業計画
1.[コンピュータ言語とプログラム] 様々なコンピュータ言語とその特徴
2.C言語の生い立ちとANSI C
3.[C言語プログラムの初歩] Cコンパイラーのダウンロードと利用法
4.標準ライブラリーの概説と簡単なプログラム
5.プログラムを構成する基本単語
6.データの型と変数の型
7.コンピュータとのコミュニケーション(データの入出力)
8.文字とアスキーコード(文字や記号にも大小関係がある)
9.[制御構文Ⅰ] 繰り返しループ(for文、while文)
10.条件判断による分岐(if else文)
11.[配列の概念] データをまとめて管理する配列の利用
12.二次元配列とその扱い方
13.[ポインタ] ポインタの概念その意味
14.ポインタによるデータの参照
15.ポインタ配列とポインタのアドレス
16.[関数] 標準関数とユーザ関数
17.値による関数の呼び出し
18.参照による関数の呼び出し
19.配列の関数への引渡し
20.ポインタ配列の関数への引渡し
21.[制御構文Ⅱ] 繰り返しループ(do while文)
22.複雑な条件分岐(switch case文、else if文)
23.[Cの演算子] 演算子の種類と優先順位
24.ビット演算子と論理演算
25.[構造体と共用体] 構造体の宣言とメンバの参照
26.構造体配列の使い方
27.構造体へのポインタ
28.共用体
29.[データ型と記憶クラス] データの型と型変換
30.記憶クラスと通用範囲
自由記述欄

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