2009 syllabus

コード	GB33-01
系列	系列：国際社会領域（国際関係法・法学系）
授業科目	取引関係法
副題
副専攻	G1

担当者	宮島　司
単位	4
期・曜時	通年　木2
対象学年	2・3・4年
特記事項

学習目標

　日常生活の中で、企業との取引関係に関わる法律がどのように自分達と関わりを持っているかを知ってもらうことにある。取引関係の法律および企業の姿を明らかにする。

授業概要

　私企業をめぐる法律関係を、種々の法分野から考察することを目的とする。私企業の活動は、公法・私法・中間法といわれる各法分野に関係するものであり、さらに現代企業の国際化からすれば渉外的法律関係をも考慮しなくてはならないところから、複眼的にこれを考察する。

テキスト

　宮島司「新会社法エッセンス（第三版）」弘文堂

参考文献・課題図書

　宮島司著「現代企業社会と法（第二版）」勁草書房

受講生への要望

　試験と出席による。

評価方法

　出席と試験による。

授業計画

１．日常生活・大学生活と取引関係
２．取引関係法の位置づけ（１）
３．取引関係法の位置づけ（２）
４．取引関係の主体；自然人・個人企業・法人企業等（１）
５．取引関係の主体；自然人・個人企業・法人企業等（２）
６．会社とは　　　；会社の意義
７．　　　　　　　；会社の性質
８．　　　　　　　；会社の種類
９．会社の設立　　；設立手続
10．　　　　　　　；設立行為
11．　　　　　　　；設立に関する責任、設立無効・取消
12．会社の機関　　；機関総論（コーポレート・ガバナンス）・沿革
13．　　　　　　　；株主総会
14．　　　　　　　；取締役・取締役会・代表取締役（１）
15．　　　　　　　；取締役・取締役会・代表取締役（２）
16．　　　　　　　；監査役・監査役会・会計監査人・会計参与
17．　　　　　　　；委員会設置会社
18．会社の資金調達；資金調達総論
19．　　　　　　　；株式・募集株式発行
20．　　　　　　　；新株予約権・企業買収防衛策
21．　　　　　　　；社債
22．会社間の結合　；親子会社関係・株式持合
23．　　　　　　　；株式交換・株式移転
24．　　　　　　　；合併・分割・事業譲渡
25．企業の取引活動；企業取引と市民法（１）･･･市民法原理
26．　　　　　　　；企業取引と市民法（２）･･･普通取引約款
27．　　　　　　　；企業取引と市民法（３）･･･手形取引
28．　　　　　　　；企業取引と特別の法規制･･･消費者保護法
29．　　　　　　　；企業取引と特別の法規制･･･独占禁止法
30．　　　　　　　；企業と地域住民

自由記述欄

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