2009 syllabus

コード	EH23-01
系列	系列：社会調査関連
授業科目	社会調査の技法２
副題	（より良いアンケート調査をめざして）
副専攻	E1

担当者	酒井　計史
単位	2
期・曜時	前期　金4
対象学年	2・3・4年
特記事項

学習目標

　社会学における社会調査の意義と目的を理解した上で、社会調査（アンケート調査）の基礎的技法を修得する。

授業概要

　主に質問紙調査（アンケート調査）を念頭に、社会調査の目的と調査のプロセスを理解し、その目的に沿った調査方法の選択・企画・設計・データ収集の手法と、妥当性・信頼性の高い概念や変数の測定のための必要な基礎事項を身につける。その過程で、調査の実施において必要な知識（調査票の作り方、調査票の配布・回収法、調査データの整理など）もあわせて習得することを目指す。

テキスト

　大谷・木下・後藤・小松・永野編著『社会調査へのアプローチ(第２版)』ミネルヴァ書房
　高根正昭『創造の方法学』講談社現代新書
（この2冊を購入するなどしてあらかじめ準備しておくこと）

参考文献・課題図書

受講生への要望

　毎回のA4用紙1枚程度の課題に取り組み期限まで提出すること。
　受講者が30人程度であれば、講義の後半3回程度はＰＣを用いて統計ソフト「SPSS」の操作しながら講義を行うので、ＰＣの利用をできるようにしておくことが望ましい。

評価方法

　出席は前提として、毎回の課題と期末試験

授業計画

１．社会調査の定義、社会調査の倫理
２．調査の諸段階、調査の企画
３．概念、変数、仮説
４．概念の操作化、仮説構成と理論
５．演繹法と帰納法、因果関係
６．測定、質問文の作成
７．調査票の作成(1)
８．調査票の作成(2)、標本抽出(1)
９．標本抽出(2)、標本抽出法の種類
10．調査の実施、回収
11．コーディング、エディティング、データ入力
12．データクリーニング、度数分布
13．記述統計
14．クロス集計、仮説検定
15．まとめ

自由記述欄

■BACK　■検索システムへ　 ■TOPへ