コード
ED34-01
系列
系列:人間関係
授業科目
人格臨床心理学特講3
副題
(人格の形成とその歪み,および査定法と心理療法)
副専攻
E1
担当者
蓮見 元子
単位
2
期・曜時
後期 月3
対象学年
3・4年
特記事項
学習目標
人格心理臨床の分野は,何らかの意味で現実や両親,自分などとのかかわりをうまく持てなくなってしまった人々を対象としている。生涯発達の視点から人格の形成とその歪みを理解し,人格心理臨床の基礎的な技法を習得する
授業概要
人格の形成とその歪みを生涯発達の視点から考えていく。乳幼児期の親子関係,児童期の友人関係,青年期の対人不安や女性の自我をめぐる葛藤などを学んだ後,人格の歪み,精神疾患,人格検査(TAT,ロールシャッハ・テストなど),心理療法(カウンセリング,認知療法,コラージュ療法,遊戯療法)についても学ぶ。
テキスト
随時、プリントを配布します。
参考文献・課題図書
大石史博・西川隆蔵、他 (2005) 発達臨床心理学ハンドブック ナカニシヤ出版
受講生への要望
講義のほかに、ビデオ視聴、心理査定法や心理療法などの体験学習や発表・討論を予定している
評価方法
レポート・出席状況・発表等を総合して評価する
授業計画
1.人格臨床心理学とは何か
2.人格の形成(1)乳児期:母性喪失症候群
3.人格の形成(2)幼児期:情緒不安定行動,発達の遅れ
4.人格の形成(3)児童期:友人関係をめぐるトラブル,不登校
5.人格の形成(4)思春期・青年期:対人不安,女性の自我をめぐる葛藤
6.人格の形成(5)成人期・老年期:初老期うつ病,認知症
7.人格の歪みと精神疾患(1)人格障害
8.人格の歪みと精神疾患(2)気分障害
9.人格の歪みと精神疾患(3)統合失調症
10.臨床心理査定法(1)人格検査(質問紙法)
11.臨床心理査定法(2)TAT
12.臨床心理査定法(3)ロールシャッハ・テスト
13.発達障害とその支援:発達検査,ソーシャルスキルトレーニング
14.心理療法(1)カウンセリングとその技法
15.心理療法(2)認知療法,コラージュ療法,遊戯療法
自由記述欄
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