コード
ED11-01
系列
系列:人間関係
授業科目
人格心理学特講1
副題
(パーソナリティ研究の展開と動向・実証的個人差研究の現在)
副専攻
E1
担当者
若林 明雄
単位
2
期・曜時
前期 集中
対象学年
3・4年
特記事項
学習目標
心理学の基本的な研究領域であるパーソナリティに関して、その概念と理論を中心に理解を深めることを目標とする。
授業概要
人格(パーソナリティ)の概念と理論について、それに関連する研究の背景となった基本的な考え方と、それにもとづく基本的アプローチの展開、そして現在の研究動向について、特定の立場に限定せず、多面的に紹介し、検討を行う。主要なアプローチ間の共通点と相違点を通じて、パーソナリティ研究の全体像を客観的に理解することを目指す。
テキスト
「パーソナリティとは何か:その概念と理論」(若林明雄)培風館 (ISBN978-4-563-05710-7)
参考文献・課題図書
授業中に随時紹介する。
受講生への要望
心理学全般についての基礎知識と、人格心理学についての基礎知識を持っていることが望ましい。
評価方法
最終試験の成績による。ただし、出席状況についても加味する。
授業計画
1.パーソナリティの概念
2.「人間ー状況」論争
3.動物を対象としたパーソナリティ研究
4.パーソナリティ研究の源流(1)個人差・相関的アプローチ
5.パーソナリティ研究の源流(2)精神病理学的アプローチ
6.パーソナリティ研究の源流(3)実験的・認知的アプローチ
7.資質論的アプローチの始まり
8.Allport と Cattell の理論
9.Eysenck と Kretschmer の理論
10.5因子モデルと新たな構造モデル
11.動因論的アプローチと Freud, Murray の理論
12.認知的アプローチ:Kelly, Rotter, Mischel, Bandura
13.行動遺伝学的アプローチ
14.進化心理学とパーソナリティ研究
15.パーソナリティとは何か?結論
自由記述欄
Copyrights 2009 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.
■BACK
■検索システムへ
■TOPへ