コード
EB12-01
系列
系列:人間関係
授業科目
社会心理学特講2
副題
副専攻
E1
担当者
小城 英子
単位
4
期・曜時
通年 木2
対象学年
3・4年
特記事項
学習目標
社会心理学の研究について、専門的に読み解くスキルを培う。
授業概要
さまざまな切り口から、社会心理学の具体的な研究例やデータを紹介し、問題設定、方法論、データの解釈について学ぶ。講義とグループワークを織り交ぜる。グループワークでは、実際のデータを見て解釈を導いたり、先行研究に対してコメントするなど、ディスカッションを行う。
テキスト
参考文献・課題図書
適宜紹介する
受講生への要望
専門性の高い内容であるため、社会心理学の基礎知識を習得している受講生を対象とする。前年度までに「対人社会心理学1」「マスコミ社会心理学1」「社会調査の技法1」「社会統計学」を履修済みであること、本年度に並行して「社会調査実習1」「多変量解析法」「データ分析の基礎」を受講することを本講義の履修条件とする。この履修条件を満たしていない場合は、受講を許可しない。ただし、「社会調査実習1」の受講生および心理学専攻生に関しては、この限りではない。
評価方法
平常点(出席、課題への取り組み)、レポートを総合評価する。
授業計画
1.ガイダンス、グループ分け
2.ファン心理(1)ファン心理の構造
3.ファン心理(2)プロ野球のファン
4.ファン心理(3)アニメファンの心理-ディズニーとジブリ
5.ファン心理(4)アイドルファンの心理-親子ファンとオタク
6.ファン心理(5)カリスマモデルへの追随 VS マイナーファン
7.ファン心理(6)ファン心理が冷めるとき-スキャンダルとファン離れ
8.ファン心理総括
9.不思議現象(1)不思議現象を心理学で説明する
10.不思議現象(2)ブームとしての不思議現象
11.不思議現象(3)不思議現象信奉に関する先行研究のレビューと問題点の整理
12.不思議現象(4)不思議現象に対する態度の研究
13.不思議現象(5)発達の視点から見た不思議現象に対する態度-高校生女子と大学生女子の比較
14.不思議現象(6)科学か?不思議現象か?-科学観と不思議現象に対する態度
15.不思議現象総括
16.不思議現象とマス・コミュニケーション(1)不思議現象番組の歴史
17.不思議現象とマス・コミュニケーション(2)番組の内容分析と視聴者の反応の質的分析
18.不思議現象とマス・コミュニケーション(3)テレビに対する態度-利用と満足研究
19.不思議現象とマス・コミュニケーション(4)テレビに対する態度と不思議現象
20.不思議現象とマス・コミュニケーション総括
21.劇場型犯罪(1)劇場型犯罪とマス・メディア
22.劇場型犯罪(2)事例
23.劇場型犯罪(3)犯人像形成メカニズムの分析①識者によるプロファイリング
24.劇場型犯罪(4)犯人像形成メカニズムの分析②目撃証言
25.劇場型犯罪総括
26.全体のまとめ(1)
27.全体のまとめ(2)
28.全体のまとめ(3)
29.全体のまとめ(4)
30.全体のまとめ(5)
自由記述欄
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