コード DG53-01
系列 系列:西洋史
授業科目 西洋史演習Ⅱ・Ⅲ-3
副題 (「知識人」の歴史)
副専攻
担当者 桑名 映子
単位 4
期・曜時 通年 火3
対象学年 3・4年
特記事項

学習目標
 歴史的概念としての「知識人」の変遷について学び、ヨーロッパ史のなかで「知識人」が演じてきた役割について考察する。
授業概要
 フランス、ドイツ、ロシアの知識人に関する代表的な文献を読み、それぞれの担当週に発表する。さらに、授業で読んだテキストやディスカッションの内容を参考にしながら、レポートを執筆する。必要に応じ、卒業論文・レポート執筆のための指導もおりこむ予定。
テキスト
 シャルル『「知識人」の誕生』藤原書店、2006年
 ヴィノック『知識人の時代』紀伊国屋書店、2007年
 リンガー『読書人の没落』名古屋大学出版会、1991年
 ヤーラオシュ編『高等教育の変貌1860−1930』昭和堂、2000年
 その他、授業中に指示する。
参考文献・課題図書
 必要に応じて授業中に指示する。
受講生への要望
 全員が毎週必ずテキストを読み、発言できるよう準備してきて下さい。3年生は卒論執筆に向けての基礎固めの時期です。授業で指定されたテキスト以外にも色々な分野の本を読み、視野を広げましょう。4年生はこれまでの経験をもとに、卒業論文に取り組みましょう。
評価方法
 授業中の発表とディスカッションへの参加、レポートに平常点(出席状況を含め)を加味して、総合的に評価する。
授業計画
1.第1週 前期イントロダクション(授業の説明と発表担当週決定)
2.第2週 シャルル『知識人の誕生』より抜粋
3.第3週 ルゴフ『中世の知識人』より抜粋
4.第4週 ルゴフ『中世の知識人』より抜粋(続き)
5.第5週 シャルル『知識人の誕生』より抜粋
6.第6週 シャルル『知識人の誕生』より抜粋(続き)
7.第7週 ゾラ『時代を読む』より抜粋
8.第8週 4年生卒論中間発表(前半)
9.第9週 4年生卒論中間発表(後半)
10.第10週 ヴィノック『知識人の時代』より抜粋
11.第11週 ヴィノック『知識人の時代』より抜粋(続き)
12.第12週 ヴィノック『知識人の時代』より抜粋(続き)
13.第13週 3年生レポート発表(前半)
14.第14週 3年生レポート発表(後半)
15.第15週 前期のまとめと復習
16.第1週 後期イントロダクション(後期発表担当週決定)
17.第2週 コッカ『近代ドイツの市民』より抜粋
18.第3週 コッカ『近代ドイツの市民』より抜粋(続き)
19.第4週 リンガー『読書人の没落』より抜粋
20.第5週 リンガー『読書人の没落』より抜粋(続き)
21.第6週 4年生卒論発表(前半)
22.第7週 4年生卒論発表(後半)
23.第8週 ヤーラオシュ『高等教育の変貌』より抜粋
24.第9週 ヤーラオシュ『高等教育の変貌』より抜粋(続き)
25.第10週 3年生レポート発表(前半)
26.第11週 3年生レポート発表(後半)
27.第12週 サルトル『知識人の擁護』より抜粋
28.第13週 アロン『現代の知識人』より抜粋
29.第14週 ヴィノック『知識人の時代』より抜粋
30.第15週 後期のまとめと復習
自由記述欄
 

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