コード
DB72-01
系列
系列:日本史
授業科目
日本文化史Ⅰ
副題
副専攻
D1
担当者
川上 寿代
単位
2
期・曜時
前期 水2
対象学年
1(A)・2・3・4年
特記事項
学習目標
明治から昭和初期にかけて開催された「観菊会」、「観桜会」(現在でいうところの春と秋の園遊会)という皇室の行事を題材とし、近代化の過程で表れた、西欧文化・制度の導入に対する受容・反発の様相を探ります。
授業概要
宮中関係者、招待客の手記、新聞・雑誌の記事等をもとに、この催しの内容を紹介しつつ、上述の学習目標に沿うよう授業を進めます。
テキスト
授業中に適宜プリントを配布します。
参考文献・課題図書
授業中に適宜紹介します。
受講生への要望
興味を惹かれた事柄については、そこで止まらずに、自分自身でも感心の幅を広げて下さい。
評価方法
学期末に試験を行う予定です。
授業計画
1.序
2.史料・資料の紹介
3.開催の目的と時代背景 ― 条約改正
4.なぜ「菊」と「桜」の催しなのか?
5.招待客の顔ぶれ ― 栄誉の体系
6.ドレスコードは?
7.食事の内容は?
8.BGMは?
9.何が行われていたのか? ― 式次第
10.「観菊会」異聞 ― 政治・政局との関係
11.招待客の反応・感想は? ― 日本人と外国人
12.新聞、雑誌での報道のされ方は?
13.時代の変化と、この催しの位置付けの変化
14.結び
15.これらをより理解し易くするために、写真、絵、CD等の視聴覚資料も用いる予定です。
自由記述欄
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