コード
CG64-01
系列
系列:その他
授業科目
中国文学概論Ⅰ
副題
副専攻
C1
担当者
新田 元規
単位
2
期・曜時
前期 木2
対象学年
2・3・4年
特記事項
学習目標
中国の古典文学を、その歴史・文化的背景とあわせて学習する。日本古典を読む際に必要となる基礎知識を学び、漢文を教えることのできる漢文読解力を身につけることを目指す。
授業概要
講義形式で行う。主題となる文学作品を解説し、作品の原文の一部を、漢文訓読の方式で読む。上古から時代を追っての通論という形式を採らないが、中国史・中国文学史の大まかな流れの整理は毎回の授業に取り入れる。また、漢文読解の練習の一環として、受講者に文章の訓読・訳読を求める場合がある。
テキスト
授業時にプリントを配布する。
参考文献・課題図書
『中国の歴史』全12巻(講談社、2004・2005年。特に第10巻まで)
受講生への要望
中国古典には多くの現代語訳本があるので、多くの作品に触れて欲しい。また、小型漢和辞典(『新字源』・『漢辞海』・『漢語林』など)と、漢文訓読法の参考書(大学入試用レベル)を準備して、常時参照することが望ましい。
評価方法
平常点(出席・訳読担当・課題提出)と筆記試験を総合的に評価する。
授業計画
1.中国の図書分類と「中国文学」の範囲
2.思想① “経部”について、“五経”
3.歴史① “史部”について、春秋戦国時代とその文化
4.歴史② 『春秋左氏伝』・『国語』(Ⅰ)
5.歴史③ 『春秋左氏伝』・『国語』(Ⅱ)
6.説話① 『説苑』ほか(Ⅰ)
7.説話② 『説苑』ほか(Ⅱ)
8.文学① “集部”について、『楚辞』・『詩経』
9.文学② 隋唐宋時代とその文化、唐詩
10.文学③ 唐宋八家文(Ⅰ)
11.文学④ 唐宋八家文(Ⅱ)
12.歴史④ 『資治通鑑』
13.思想② “子部”について、『老子』・『荘子』・『淮南子』(Ⅰ)
14.思想③ 『老子』・『荘子』・『淮南子』(Ⅱ)
15.思想④ 『老子』・『荘子』・『淮南子』(Ⅲ)
自由記述欄
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