コード
CG38-01
系列
系列:その他
授業科目
日本文化研究Ⅳ
副題
(映画と日本文化―家族・女性・恋愛)
副専攻
C1
担当者
中山 昭彦
単位
2
期・曜時
後期 木3
対象学年
2・3・4年
特記事項
学習目標
映画を通して日本の近代文化を多角的に理解することがこの授業の目的といえる。戦後日本の家族、女性、恋愛に関する近代文化の歴史を中心に講義を行い、その変化と重層性について考察する。
授業概要
映画と文化の関係には、大きく分けても、①文化を反映する映画、②社会や文化の理想像を呈示する映画、③文化状況に背を向け、それに対して批評的に働く映画の三種類がある。この講義では、三種の映画を部分的に鑑賞し分析することで、戦後の家族・女性・恋愛に関する近代文化の理解をめざす。
テキスト
授業中に指示する。
参考文献・課題図書
『機械=身体のポリティーク』、吉田司雄他編、青弓社
『ヴィジュアル・クリティシズム』、中山昭彦編、玉川大出版部
受講生への要望
この授業では入手困難な映画を部分的に上映することが多くある。それを見逃すと、授業の内容が理解できなくなるので注意すること。
評価方法
①出席、②受講態度、③期末レポートにより総合的に評価する。ただし③が未提出の場合は評価の対象とはしない。
授業計画
1.映画と文化の関係に関する概説
2.敗戦~1980年代までの家族に関する文化状況
3.敗戦~1980年代までの女性に関する文化状況
4.敗戦~1980年代までの恋愛に関する文化状況
5.文化を反映する映画の鑑賞と分析Ⅰ
6.文化を反映する映画の鑑賞と分析Ⅱ
7.文化を反映する映画の鑑賞と分析Ⅲ
8.文化・社会の理想像を呈示する映画の鑑賞と分析Ⅰ
9.文化・社会の理想像を呈示する映画の鑑賞と分析Ⅱ
10.文化・社会の理想像を呈示する映画の鑑賞と分析Ⅲ
11.文化状況に批評的な映画の鑑賞と分析Ⅰ
12.文化状況に批評的な映画の鑑賞と分析Ⅱ
13.文化状況に批評的な映画の鑑賞と分析Ⅲ
14.文化状況に批評的な映画の鑑賞と分析Ⅳ
15.全体のまとめ
自由記述欄
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