コード
CG35-01
系列
系列:その他
授業科目
日本文化研究Ⅰ
副題
(歌舞伎・人形浄瑠璃の表現)
副専攻
C1
担当者
加藤 敦子
単位
2
期・曜時
前期 水3
対象学年
2・3・4年
特記事項
学習目標
歌舞伎・人形浄瑠璃(文楽)作品について日本伝統芸能の演出・表現方法を学習し、現代における伝統芸能の意義を考える。
授業概要
授業形式で行う。『義経千本桜』「渡海屋の段」「大物浦の段」のテキスト・舞台映像に基づき、歌舞伎・人形浄瑠璃の作品内容、文学的伝統、演出手法について講義する。歌舞伎または文楽公演を劇場で体験する(各自で観劇)。
テキスト
授業時にハンドアウトを配布する。
参考文献・課題図書
新日本古典文学大系『竹田出雲・並木宗輔浄瑠璃集』(岩波書店)
歌舞伎オン・ステージ『義経千本桜』(白水社)
受講生への要望
授業内容は毎回の積み重ねであり、また、授業時間中に映像資料を提示するため、毎回出席が望ましい。(映像資料の別日対応は不可)
評価方法
出席状況・試験・観劇レポートによって評価する。観劇レポートは必須。
授業計画
1.歌舞伎・人形浄瑠璃とは何か:近世演劇概説
2.『義経千本桜』について:概説、あらすじ、登場人物
3.「渡海屋の段」1:本文読解と作品鑑賞
4.歌舞伎・人形浄瑠璃の音楽性:黒御簾音楽、義太夫節
5.「渡海屋の段」2:本文読解と作品鑑賞
6.文楽の首(かしら):人形浄瑠璃の役柄
7.歌舞伎の役柄:役柄、衣裳、化粧、鬘
8.「渡海屋の段」3:本文読解と作品鑑賞
9.歌舞伎のせりふ術
10.「大物浦の段」1:本文読解と作品鑑賞
11.先行文芸『平家物語』、能「船弁慶」摂取の方法
12.「大物浦の段」2:本文読解と作品鑑賞
13.人形浄瑠璃の作劇法
14.歌舞伎・人形浄瑠璃と能狂言
15.作品鑑賞
自由記述欄
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